井上楓が出場決定。LT第2戦「バイオグラン・ベルズ・ビーチ・ロングボード・クラシック」は明日から開幕。

井上楓(JPN)、ルーシー・スモール(AUS)、ジャック・タイロ(NZL)はメインイベントへの出場権を獲得。クレジット: © WSL / Sloane

ベルズ・ビーチ、トーキー、ビクトリア/オーストラリア(2023年8月29日火曜日)-2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ロングボード・ツアーの第2戦である、初開催のバイオグラン・ベルズ・ビーチ・ロングボード・クラシック presented by Rip Curlを前に、世界最高峰のロングボーダーたちがビクトリアに到着。

 

 

世界チャンピオンのホノルア・ブルームフィールド(HAW)、テイラー・ジェンセン(USA)、ソレイユ・エリコ(USA)、スティーブン・ソーヤー(RSA)、レイチェル・ティリー(USA)を含む、ロングボード界を代表する45名のビッグネームが出場する。

写真 左-右】クロエ・カルモン(BRA)、ベン・コンシダイン(AUS)、カニエラ・スチュワート(HAW)、ケリス・カレオパア(HAW)© WSL / Hughes

 

世界最高峰のロングボーダーたちがベルズ・ビーチを初体験

 

ブラジルのクロエ・カルモン(BRA)をはじめ、多くの選手が今週、ベルズ・ビーチのラインナップを初めて目にし、感動していた。

 

ロエ・カルモン(BRA)© WSL / Hughes

 

「私は14年間ツアーに参加しているのですが、今年はベルズやエルサルバドルのような新しい会場でのツアーでとてもエキサイティングに感じます」とカルモン。「ツアーには新しい選手も多いし、若い世代からいい才能が育ってきています。だから、いろいろな場所でプレーするのはとてもエキサイティングですね。」

 

過去に何度もランキング2位を経験しているカルモンは、タイトル獲得に向けて新たなエネルギーに満ちている。「タイトルを追いかけるモチベーションがこんなに高いのは初めて。USオープンで5位になったし、ここベルズでジャージを着るのが本当に楽しみです。」

 

 

ケリス・カレオパアとカニエラ・スチュワート、ランキング首位キープを狙う

 

優勝したカニエラとケリスはいとこ同士© WSL / Pierucki

 

先日のハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシックで優勝したばかりのハワイのいとこ同士であるケリス・カレオパアとカニエラ・スチュワートは、ベルズ・ビーチでも活躍し、ランキング首位をキープしたいところ。

 

ケリス・カレオパア© WSL / Hughes

 

「かなりアイコニックですね」とカレオパア。「ショートボーダーが毎年ここで凄いレベルのサーフィンをしているのを見て育ってきて、ロングボードチャンピオンシップツアーがここで開催されるのは特別なことだと感じています。ここでロングボードチャンピオンシップツアーが開催されるのは特別なことだと思います。」

 

スチュワートは先週、素晴らしいスウェルに恵まれ、素晴らしいウォームアップセッションを楽しんだ。

 

カニエラ・スチュワート© WSL / Hughes

 

「ベルズは間違いなくワールドクラスの波なので、ここでロングボードのイベントが開催されるのは超最高です」とスチュワートは言った。「個人的には大好きです。ノースショアでサーフィンしているような感じ。パンチがあり、パワーがあります。とても気に入っています」。

 

トライアルが行われて、井上楓が出場決定。

井上楓(JPN)、ルーシー・スモール(AUS)、ジャック・タイロ(NZL)の3名がメインイベントへの出場権を獲得。クレジット: © WSL / Sloane

 

バイオグラン・ベルズ・ビーチ・ロングボード・クラシック presented by Rip Curl トライアルは、本日トーキー・ポイントのクリーンな2~3フィートの波で開催され、国内外から多くのコンペティターが集まり、メインイベントへの出場権を争った。

 

井上楓 © WSL / Sloane
井上桜は惜しくも本戦出場ならず © WSL / Sloane

 

女子は西オーストラリアのベテラン、ルーシー・スモール(AUS)、男子はニュージーランドのクライストチャーチに住む16歳のジャック・タイロ(NZL)が優勝。

ヘイリー・オットー(HAW)の欠場により、女子準優勝の井上楓(JPN)がスモールとともにメインイベントに出場することとなった。

 

井上鷹と田岡なつみ

井上鷹© WSL / Morris
田岡なつみ© WSL

 

回の開幕戦では5位と素晴らしい活躍を見せた日本の井上鷹が、H7で ケビン・スクバーナ(USA)、ニコラス・アンドラーデ(ESP)と対戦。妹の井上楓(JPN)はH4でケリス・カレオパー(HAW) とリブ・ストークス(CAN) と対戦。 田岡なつみはH5でクロエ・カルモン(BRA) 、アバロン・ガル(USA)と対戦する。頑張れ!日本!

 

 

バイオグラン・ベルズ・ビーチ・ロングボード・クラシック・プレゼンテッド・バイ・リップ・カール男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:

HEAT 1:デクラン・ワイトン(AUS) vs. スティーブン・ソーヤー(RSA) vs. マティアス・マトゥラーノ(PER)
HEAT 2:トニー・シルヴァーニ(USA) vs. カイマナ・タカヤマ(USA) vs. ランデン・スマレス(AUS)
HEAT 3:テイラー・ジェンセン(USA)対 vs. ジョン・マイケル・ヴァン・ホーエンシュタイン(HAW) vs. サミュエル・ダントン(AUS)
HEAT 4:カニエラ・スチュワート(HAW) vs. カイ・エリス・フリント(AUS) vs. ジャック・タイロ(NZL)
HEAT 5:ベン・スキナー(GBR) vs. コール・ロビンス(USA) vs. ベン・コンシダイン(AUS)
HEAT 6:カイ・サラス(HAW) vs. リッチー・クレイヴィー(USA) vs. チェイス・リーダー(USA)
HEAT 7:井上鷹(JPN) vs. ケビン・スクバーナ(USA) vs. ニコラス・アンドラーデ(ESP)
HEAT 8:エドゥアール・デルペロ(FRA) vs ロジェリオ・Jr・エスキベル(PHL) vs マックス・ウェストン(AUS)

 

女子オープニング・ラウンドの組み合わせ:
HEAT 1:ソフィア・カルヘイン(HAW) vs ケイトリン・ミケルセン(USA) vs クリスタル・ヒューレット(RSA)
HEAT 2:ソレイユ・エリコ(USA) vs ルアナ・ソアレス(BRA) vs モリー・パウエル(AUS)
HEAT 3:ホノルア・ブルームフィールド(HAW) vs キラ・モルナー(AUS) vs ルーシー・スモール(AUS)
HEAT 4:ケリス・カレオパー(HAW) vs リブ・ストークス(CAN) vs 井上楓(JPN)
HEAT 5:クロエ・カルモン(BRA) vs アバロン・ガル(USA) vs 田岡なつみ(JPN)
HEAT 6:レイチェル・ティリー(USA) vs マリア・フェルナンダ・レイエス(PER) vs マヤ・グラセナップ(REU)
HEAT 7:メイソン・シュレマー(USA) vs ゾーイ・グロスピロン(FRA) vs ロイシン・キャロラン(AUS)
HEAT 8:アリス・リモイン(FRA) vs. タリー・ホワイト(AUS) vs. キーニ・カヌロ(HAW)

 

バイオグラン・ベルズ・ビーチ・ロングボード・クラシックは、2023年8月30日(水)から9月2日(土)まで開催。大会の模様は、WorldSurfLeague.com、WSLのYouTubeチャンネル、無料のWSLアプリで生中継されます。

 

Bioglan Bells Beach Longboard Classic

Presented By Rip Curl

Bells Beach, Victoria, Australia