5月11日(木) から5月13日(土) まで、千葉県南房総市千倉ポイントでJPSA ロングボード第２戦「さわかみ千倉プロ」が開催。プロ公認を得るための「千倉トライアル」が前日の5月10日に開催された。
今年度のロングボードのトライアルは、現在はこの「千倉トライアル」一回のみの予定。エントリー数は男子が78名、女子が15名で合計93名の参加と昨年を大きく上回った。
昨年のロングボードのトライアルは、3月に千葉の鴨川、7月に宮崎の日向と年2回行われ、鴨川 74名、日向 83名が参加した。この時は鴨川で5名、日向で11名のプロが誕生している。また、昨年まであったトライアル上位者が、プロツアー（前、後半）にそれぞれ出場できるというシステムは無くなり、このイベントに併催している「さわかみ千倉プロ」に出場できるとなっている。
公認プロ資格を得るには、1ウェイブで7点以上。もしくはベスト2ウェイブのスコアで11点以上を出すこと。もしくは、この「千倉トライアル」を勝ち上がってプロ本戦に出場し、トップシードの登場するラウンドを勝ち上がること。
男子はR-4、女子はR-3を突破できれば公認失格を得られる。その際、先ほど書いたシングルスコア10点満点中の7点、トータル20点満点中の11点以上という条件をクリアできれば合格だから、勝ち上がれば、毎ヒートにそのチャンスはある。
会場の天気は晴れ。波のサイズはコシハラ、セットでムネ。ただ、風がサイドオンで、ザワつき気味でまとまりない感じ。トライアルのレギュレーションは、1ヒート15分、ベスト2ウェイブ、4マンプライオリティルール。
昼過ぎに向け干潮となることで、インサイドの速いブレイクとなり、これが選手を苦しめた。ワイドブレイクでダンパー気味だから、技をかける前に崩れてしまう。インサイドの攻防はワイプアウトの連続で、1点、2点勝負の連続。
15分という時間内で2本揃えるためには、作戦が必要。ここでは波の選択が勝負の分かれ目となった。さらにその波での演技も臨機応変。速いブレイクに合わせつつ、攻めることを忘れなかった選手が勝ち上がる結果となった。
本日のスケジュールはトライアル男子R-1からスタートして、R-3まで行って終了。予定されていた女子は明日へ順延となった。明日は現地7時集合。トライアルの残りのラウンドを行い、プロ本戦を続けて行う予定。
プロ資格獲得者
男子：本宮世雅（4.83＋6.67=11.50）
今日のただ一人、公認資格を得た本宮世雅は鵠沼の18歳。
土屋貴洋は2022年NSA全日本大会のLBメンのチャンプ。
最年長組はの戸井田雅秋 63歳、平山哲雄 62歳.
16歳の横手倫太朗は湘南茅ヶ崎から。
スタイルマスターの高貫佑麻は、改めてロングボードのプロ資格に挑戦。
チエックインの前には体温測定の検査を行う。
海を正面にして、川の右側からパドルアウトを行う。午後には左側も使用可となった。
玉野 聖七
市原 由大
太田 将希
倉田 崇
小山 俊樹
5月11日（水）トライアル／プロ本戦DAY1
7:00 選手集合
7:20 競技スタート予定
JPSAオフィシャルサイト：http://www.jpsa.com/
※波のコンディションや進行状況により変更されることがあります。大会当日は随時、会場インフォメーションを確認してください。
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JPSA2023 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第2戦
さわかみ 千倉プロ
- 期日／5月11日(木) ～ 5月13日(土) 予備日:14日（日）
※プロトライアル同時開催 - 会場／千葉県南房総市 千倉海岸
【ABEMA LIVE配信URL】
■5/11 (木) 大会1日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/DcdKZSowD2pTuh
■5/12 (金) 大会2日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/DcdKW7e6CrN5io
■5/13 (土) 大会3日目
https://abema.tv/channels/world-sports-4/slots/DcdKWj1jJhSYr3
