大原洋人の快進撃が続く。和井田リオは大会最高得点でラウンドアップ。日本人ハイライト映像大会2日目

大原洋人© WSL / Miers

2023年5月10日(水)-2023年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの第1戦、ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ presented by GWMは、3~4フィートのクリーンなコンディションが続くスナッパー・ロックスで大会2日目がスタート。

 

男子のラウンドオブ64から始まり、その後女子のラウンドオブ32のヒート1、2までが行われた。今日は、チャンピオンシップツアーサーファーを含むイベントのトップシードが登場し、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。

 

映像、編集:nojiland

 

本日の第1ヒートとなったラウンドオブ64のヒート1 で日本の大原洋人は、CTランキング12位のカイオ・イベリ、元CTサーファーであるコナー・コフィン、ルーカス・シルベイラと対戦。

 

大原洋人

 

昨日のヒートでは、2ウェイブ・トータル14.33をスコアして快勝し、クオリファイキャンペーンを素晴らしい形でスタートさせた大原。彼のフロントサイドのレールゲームとテクニックは、スナッパーロックスにパーフェクトにマッチしているようだ。

 

大原洋人© WSL / Miers
大原洋人© WSL / Shield

 

今日のヒートでは、開始早々に他の選手がスコアを重ねる中、じっくりとセットの波を見極めていた大原は、大きなスプレーを上げるカービングターンとリエントリーのコンビネーションで5.83 をスコアして開始。

 

ヒート終盤には優先権を持って、じっくりと波を待ち。オフザトップとカービングのコンビネーションで5.00をスコアしてトップに躍り出る。そのままトップポジションをキープした大原が再びトップでラウンド3へ勝ち上がった。

 

 

ラウンドオブ32となるR3ヒート1で大原洋人は、ジャーヴィス・アール、イマイカラニ・デボルト、エヴァン・ガイゼルマンと対戦する。

 

 

和井田リオが2本のエクセレントで大会最高得点をマーク。

和井田リオ

インドネシアの和井田リオは、ジャクソン・バンチ、カウリ・ヴァースト、デビッド・シルバと対戦。和井田はスタートから8.87のエクセレントをスコア。更に和井田は8.60をスコア。今大会の最高得点17.47で勝ち上がった。

 

和井田は、2023年のベストパフォーマンスを披露。今日のベスト・ロング・ウェイブを2本見つけ、その高速フォワード・アプローチを見せつけた。インドネシア出身のCTルーキーは、Surf Ranch Proに向かう前に、ここスナッパーでより多くの練習と自信を得ることを望んでいる。

 

「ポイントやコンペティションのためではなく、ただ誰もいないスナッパーでサーフィンをして良い波に乗りたい、そしてそれができたのでストークしています」と和井田は語った。「好きな波の一つなので、この機会にとても感謝しています。」

 

コナー・オレアリー

 

コナー・オレアリーは、マテウス・ハーディ、キアヌ・アシン、オニ・アンワーと男子最終ヒートで対戦。コナーはスタートから積極的に波を掴み、ストレートアップのバックハンド・サーフィンで5.10と4.83をスコア。ハーディに次いで2位のポジションをキープした。

 

しかし後半に入り、2本の5点台をスコアしたアンワーが2位に浮上。コナーは3位に。

 

さらに、キアヌ・アシンがヒート終盤に6.20をスコアして4位からトップに。コナーは4位に転落し、ニードスコア6.77と追い込まれた。最後までチャージを続けたコナーだったが惜しくも初戦敗退となった。

 

ネクストコールは明日、5月11日(木)現地時間午前7時15分、午前7時35分スタートの可能性がある。女子ラウンド2のH3に都築虹帆、H5に都筑有夢路がクレジットされている。

 

がんばれ!日本!

 

サーフメディアでは今大会も現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!

 

イベントサイト:
2023年5月6日~13日  CSイベント第1戦

ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ