コナーがオープニングラウンドをトップ通過し、メイド・ザ・カット。五十嵐カノアと和井田理央は敗者復活戦へ。

マーガレット・リバー、ウェスタン・オーストラリア、オーストラリア(2023年4月21日金曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第5戦、ウェスタン・オーストラリア・マーガレット・リバー・プロは、大会2日目。

 

男子のオープニング・ラウンド1が、メイン・ブレイクの3~4フィートのクリーンなビルディング・ウェーブで開始された。今日は女子及び男子のエリミネーション・ラウンドも行われない。

 

 

五十嵐カノアはH8でヤゴ・ドラ(BRA) とコロヘ・アンディーノ(USA)と対戦。ヒートはヤゴ・ドラがレフトとライトでスコアをまとめてヒートをリード。カノアは、ファーストライドでインサイドのクローズセクションでワイプアウト。スコアを伸ばせない。

 

五十嵐カノア© WSL / Hughes

 

ヤゴドラはバックハンドでスコアを伸ばし、少しづつリードを広げていく。その後、2位のコロヘがリップをえぐるような2ターンコンボで7.93をスコア。逆転しトップに躍り出る。

 

 

 

3位のカノアは、後半に入り5.40をスコアするも、ニード7.30と完全に追い込まれ、ラストウェイブで5.83をマークするも逆転ならず。波とのリズムが完全に合わずに惜しくも3位となり、敗者復活ラウンドへと回った。ミッドシーズン・カットのかかった今回。次のラウンドは絶対に負けられない。

 

コナー・オレアリー© WSL / Miers

 

コナー・オレアリー(AUS)はH11で、 ジョーディ・スミス(RSA)、マイケル・ロドリゲス(BRA)と対戦。じっくりとビッグセットを待ったコナーは、ヒートが10分過ぎたところで特大セットをキャッチ。クリティカルなセクションで激しく板を切り返す3ターンのコンビネーションで7.67をスコア。暫定トップに躍り出る。

 

コナー・オレアリー

 

しかし、ベスト2を揃えるジョーディ・スミス(RSA)、マイケル・ロドリゲス(BRA)に対し、ワンライドのコナーは3位を強いられ、残り時間5分を切った。

 

 

優先権を持ったコナーは、再びビッグセットでマッシブターンをコンビネーション。7.00をスコアし、逆転トップに躍り出る。そのままタイムアップとなり、トップでブラケットステージへと勝ち進み、見事ミッドシーズン・カットをクリア。今シーズンの後半戦の出場権を獲得した。

 

 

また、和井田理央(INA)はH10でガブリエル・メディーナ(BRA)とマキシム・フスナット(FRA)と対戦。ヒートは今シーズンはここまで全て9位のメディーナが圧巻のパフォーマンスを披露。8.33と7.67というエクセレントレンジのスコアを揃えて圧勝。和井田は3位で敗者復活戦へ回った。

 

エリミネーション・ラウンドでは、ヒート4で五十嵐カノアが、和井田理央、リーフ・ヘイズルウッドと対戦する。がんばれ!カノア!リオ!

 

 

ライブ中継を見る

ウエスタン・オーストラリア・マーガレット・リバー・プロは、2023年4月20日から30日までの大会ウィンドウで開催。大会の開催が決定すると、WorldSurfLeague.com、WSLのYouTubeチャンネル、無料のWSLアプリでライブ中継される。

 

イベントサイト:

Western Australia Margaret River Pro