一般社団法人 日本サーフィン連盟は25日、東京都内で開いた定時総会と理事会で役員改選を行い、酒井厚志理事長が再任された事を発表。また副理事長に寺尾恵一氏、佐藤正麗穗氏が就任した。
新たに理事となったのは、プロサーファーの武知実波氏をはじめ、山崎信男氏、浜村昭雄氏、入谷拓哉氏、深見将志氏。清水雅裕氏、松本恵氏、大村奈央氏、松田丈志氏の4名は継続。合計で10名から12名と増えた。
理事在任期間を原則10年以内とするスポーツ庁の「ガバナンス・コード」に沿い、今回の改選で宗像 富次郎氏、井本公文氏、関口嘉雄氏、立山 勝己氏は理事を外れた。
2011年から理事長を務め7期13年目の酒井厚志理事長は、日本サーフィン連盟が公益社団法人への移行申請中のため続投する。公益認定を受けた場合は理事を外れ、新たな理事長を選出する予定。
また幹事に前理事長の山口靖氏、強化本部では担当理事に副理事長の佐藤正麗穗氏が兼任。強化委員会の委員長としてJPSA推薦者が日本プロサーフィン連盟から参加予定。
「今回の改選では、全体に若返りを図り、12人中4人の女性に理事になっていただきました。またNSAだけではなく、JPSAやライフセイビング関係の方など他の協会とも協力しながら盛り上げていきたい」と酒井理事長が言った。
今回は、主催大会のスケジュール等などについても話し合われ、4月にジュニアが徳島で開催され、優勝者はISAジュニア世界選手権(場所時期は未定)の出場権、ジャパンオープンは4月23日に開催。そこで勝った選手はエルサルバドルのISA-WSGに出場。そこでアジアナンバーワンになった選手が、アジア枠としてオリンピック出場となる。また今年は、毎年行っていた強化合宿は今年は行わないと発表した。
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