ハレイワ、オアフ/ハワイ(2022年11月29日火曜日)-2022年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の今シーズン最終戦となる第7戦「ハレイワ・チャレンジャー」が現地時間で2022年11月26日から12月7日まで、ハワイ・オアフ島ノースショアのハレイワで開催。
ウエイティング期間の初日から2日間連続でレイデーとなり、3日目にして大会がオン。6-8フィート時には10フィートの波がブレイクするコンディションで、男女ともにオープニング・ラウンドが終了した。
2022年CTルーキーのインディア・ロビンソン(AUS)は、ヒート8でラウンドオブ48のベストとなる15.20(20点満点中)のヒート・トータルをスコアし、パワフルなフォアハンド・アタックでブリリアントなフォームでデビューを果たした。ロビンソンは、CT初年度に脳震盪を起こしたが、ハレイワに戻り、これまで以上に強さを増している。
またオアフ島ワヒアワ出身のエウェレイウラ・ウォンは、2023年チャレンジャーシリーズへの出場が決定。今回は8.50(10点満点)を記録し、今後の活躍を予感させる活躍を見せた。
ウォンは、サンセット HICプロQS1,000でファイナルに進出し、ここハレイワで注目される存在となった。ヒートスタート時にリーシュを切り、怖い思いをしたにもかかわらず、17歳のウォンは14.17という初日のハイエストトータルの1つを叩き出した。
「悪い波に乗った時にリーシュが切れてしまい、少しナーバスになりました」とウォンは言った。「落ち着いてパドルアウトし、波に乗った後、何本ものセットが来たんです。またポジションを失ったので、さらにナーバスになりましたが、最終的に最後の1セットが来て、それを手に入れることができました。」
男子では、ハレイワのシオン・クロフォードが、ラウンドオブ80のヒート7でエクセレントな8.53をスコアし、7.77でバックアップ。ホームブレイクで見事なパフォーマンスを披露した。
イーライ・ハンネマン(HAW)がオープニングで8.60をスコアしたにも関わらず、クロフォードは見事にプライオリティを使い、カリフォルニアはエンシニータスのリーバイ・スローソンと日本の稲葉玲王を抑えて勝ち上がった。
ヒート3では、コール・ハウスメンド(USA)とアロンソ・コレア(PER)という、パワフルでグーフィーフットの2人のコンペティターによる一進一退のバトルが展開され、コレアが南カリフォルニアの選手を抑えて、エクセレント8.07と、今日のベストとなるヒートトータル15.90をスコアした。
野中美波がラウンド2へ勝ち上がる。
大会初日の日本勢。女子Rラウンド1の H6にはQS5000の台湾オープンで準優勝して勢いに乗る野中美波が登場。野中はスタートからビッグセットにチャージ。掘れたセクションでの2ターンコンボで6.83 をスコア。素晴らしいスタートを切る。
ヒート中盤にも素晴らしいウェイブセレクションで3.73をスコア。トップに躍り出る。後半にサントスに逆転されるも野中美波は、見事2位でラウンドアップを決めた。
野中と同じヒートの前田マヒナ、H1の松永莉奈、H4の脇田紗良はここで惜しくも敗退。
ラウンド2にはH4に都筑有夢路、H5に勝ち上がった野中美波が登場。
男子ラウンド1では、H3の上山キアヌ久里朱、H7の稲葉玲王はここで敗退。H8 小林桂はNS。
明日以降で男子ラウンド2が再開となれば、H7に脇田泰地、H9に五十嵐カノア、H12に和井田理央が登場する。
CT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
2022年11月26日~12月7日
CS Event 07
Haleiwa Challenger, at Home in The Hawaiian Islands
詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。