都筑有夢路と五十嵐カノアがクオーターファイナル進出。CS最終戦ハレイワ・チャレンジャー大会3日

ハレイワ、オアフ/ハワイ(2022年12月1日木曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2023チャレンジャー・シリーズの最終戦となる「ハレイワ・チャレンジャー」は大会3日目。

 

女子はトップシード選手がラウンドオブ32に登場。女子に続いて男子ラウンドオブ32が行われた。

 

 

 

都筑有夢路 PHOTO/GORDINHO
都筑有夢路 PHOTO/GORDINHO


日本の都筑有夢路はヒート4で、モリー・ピックラム、モード・ルカー、ノーラ・リオッタと対戦。都筑はスタートから4.17をスコア。それに対して元CTサーファーのピックラムも5.43をスコアして反撃。

 

都筑有夢路 PHOTO/GORDINHO
都筑有夢路 PHOTO/GORDINHO

 

セカンドウェイブでは掘れ上がったビッグセットにチャージを見せた都筑。深いボトムターンからトップでソリッドなターンで切り返し、5.27をスコア。トップに躍り出る。後半に入り再びビッグセットを掴んだ都筑は 6.23をスコア。リードを広げる。

 

都筑有夢路 PHOTO/GORDINHO

 

そして終了間際。ダブルアップするライトの波を掴み、目の前でブレイクする波の際から見事にタッチダウン。そこから次のセクションにコネクトし、クローズセクションでエア気味にフラットセクションへタッチダウン。7.83をスコアして、トータル14.06をスコアし圧倒的なパフォーマンスでクオーターファイナルへ勝ち進んだ。

 

都筑有夢路 PHOTO/GORDINHO

 

「モーリー(ピックラム)と試合ができて、とても良い経験になったし、自分の好きな波に乗れて、それが凄く良かったです。自分にとって最初のヒートだったので凄く緊張して足が震えていたんですが、良い波をつかめて嬉しかったです。

自分はできるんだって言い聞かせて落ち着かせてやりました。次のヒートも最後の7点のような自分のサーフィンが出せるように頑張ります。」と都筑が言った。

 

都筑有夢路は、クオーターファイナルのヒート2でサラ・バウム、エウェレイウラ・ウォン、ソフィー・マカロックと対戦する。頑張れ!日本!

 

野中美波 PHOTO/GORDINHO
野中美波 PHOTO/GORDINHO

 

野中美波は、2022年CTルーキー・オブ・ザ・イヤーのガブリエラ・ブライアン、ゾーイ・マクドゥーガル、ココ・ホーという3名のハワイアンと対戦。野中美波はスタートから4.10をスコアするも、スローな首尾一貫しないコンディションにリズムがつかめず。ラウンド1で見せたサーフィンを出せないまま惜しくも敗退、17位でフィニッシュとなった。

 

女子の後に行われた男子のラウンドオブ32で五十嵐カノアは、クリス・ザフィス、テ・ケフケフ・バトラー、ジェイコブ・ウィルコックスと対戦。カノアはスタートから果敢に波を掴み、完全にヒートをコントロール。最後には、エクセレントの8.83をスコア。バックアップを6.90とし、トータル15.73で圧倒的なサーフィンでクオーターファイナルへ勝ち進んだ。

 

五十嵐カノアは、クオーターファイナルでは、ヒート3でモーガン・シビリック、カウリ・ヴァースト、フレデリコ・モライスと対戦する。

今回も彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

2022年11月26日~12月7日

CS Event 07

Haleiwa Challenger, at Home in The Hawaiian Islands

 

詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。