ジンズン・ハーバー、台東県/TPE（2022年11月13日日曜日） – 2022台湾オープン・オブ・サーフィンは、ジンズン・ハーバーでワールド・サーフ・リーグ（WSL）男子クオリファイ・シリーズ（QS）3000イベントが、2～3フィートのファンサーフで開始。女子のQS 5000イベントもスタンバイしていたがオフとなった。

 

 

メンズのラウンドオブ80では、パン・ハイシン（台湾）がローカル・コンペティターをリード。ハイシンはジンズンのライツと相性が良く、バックハンドのスナップとカーブのコンビネーションでラウンドオブ64に進出した。3年間の中断を経て、ハイシンは台湾に国際大会が戻ってきたことを喜んでいる。

 

 

「3年ぶりに国際大会が台湾で開催され、懐かしい顔ぶれや、新しい顔ぶれを見ることができて嬉しいです」とハイシンは語った。「今日の波はとても楽しくて、大きすぎず、でもマニューバーのチャンスはたくさんあります。今週はずっとこのような天候が続きそうで、台湾オープンも素晴らしいものになりそうです」。

 

 

 

ユウ・チャーチー（台湾）もオープニング・ラウンドで素晴らしいパフォーマンスを披露し、ソリッドなヒート・トータルでラウンドオブ64に進出した台湾人コンペティターとなった。

 

彼は父親がフランス人のハーフ。南台湾で育った。イングリッシュネームはデブリン・マルセロット。冬になると車で３時間かけて毎週ジンズンハーバーにはサーフィンしに来ると言った。

 

 

インドネシアン・デュオがラウンドオブ64に進出

 

 

インドネシアの新鋭、マデ・ジョイ・サトリアワン（IDN）は、光速のフロントサイド・アタックでヒート・トータル11.83（20点満点）を記録し、この日の傑出したパフォーマンスとなった。台湾に初めて訪れたジョイ・サトリアワンは、その波質、美しさ、そして地元の人々のホスピタリティに圧倒されたようだ。

 

「ここは信じられない場所です。地元のブレイクを思い出させるような波なので、とても居心地がいいんです。台湾での滞在をとても楽しんでいますし、台湾の人々は旅する選手たちにとても親切で、良い雰囲気に包まれています。今週はずっと同じような波が続きそうなので、とてもエキサイティングなイベントになりそうです。」と語った。

 

 

ジョイ・サトリアワンの同郷のティピ・ジャブリク（IDN）もバリ島代表として初日のラウンドオブ64に進出した。このレジェンドは、フロントサイドでパワーとフィネスを発揮し、ハン・スアン（TPE）に勝利し、セカンドラウンドへの進出を決めた。

 

 

 

ラウンドオブ64に進んだ他の選手には、ハワイアンで元チャンピオンシップ・ツアー選手のハンス・ヒーデマンの息子であるヨハン・ヒーデマンや、タイのワサン・サリサイ（THL）、イッピング・チエン（TPE）などが含まれている。

 

北からのクロスショアが吹き始めたため、イベント関係者は男子ラウンドオブ80の後にイベントを中断することを決定。

 

 

明日、男子ラウンド２がスタートとなれば、H1に新井洋人、H3に金沢呂偉、H4に安室丈と野呂海利、H5に都筑百斗、H6に太田拓杜と加藤嵐、H7に須田喬士郎、H8に西慶司郎と怪我で試合を欠場している大原洋人の名前が、H9に西修司、H11に西優司、山中海輝、H12に萩田泰智、H13に矢作紋乃丞、H14に田中大貴、岡村晃友、H15に大音凛太、古川海夕、H16に石川拳大が登場。

 

女子はラウンド１からH1に佐藤李、H3に馬庭彩、H5に西元エミリ、H6に大村奈央、ラウンド２からはH1に野中美波、H2に松永莉奈、H5に松田詩野、H6に松岡亜音、H8に都築虹帆と池田美来がクレジットされている。

 

予報では、8日間は風はほとんど弱く、波は3～4フィートとコンディションも良好。イベント主催者は、現地時間の午前8時にミーティングを行い、午前8時30分のスタートに向けて競技の可否を判断しコールする。

 

現地時間の 2022年11月14日8時30分 は、
日本時間の 2022年11月14日9時30分です。

 

2022 Taiwan Open of Surfingは、11月13日から20日までJinzun Harbourで開催。www.worldsurfleague.com でライブ観戦するか、無料のWSLアプリをダウンロードしてください。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2022/qs/83/taiwan-open-of-surfing/

https://www.taiwanopenofsurfing.org/