
アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチ 2022年9月18日(日) カリフォルニアのハンティントンビーチで開催中である、2024パリオリンピックの最初の選考大会となる「2022年ISAワールドサーフィンゲームス」は大会2日目。
昨日より若干上向いて、午後からオンショアが強まるもサイズアップしたコンディションの中で行われた大会2日目。昨日まさかのリパチャージに回った和井田理央、グリフィン・コラピントがここまでの大会最高得点となる9点台をマーク。グリフィンが9.33、和井田が9.0をスコアして昨日の汚名挽回を見事に果たした。


本日の波乗りジャパン男子。サウスポディウムで朝一のラウンド2のH3に五十嵐カノアが登場。上山キアヌがノースポディウムでラウンド2H17に、リパチャージ・ラウンド2の村上舜はノースのH2にクレジットされた。


五十嵐カノアは、ヒート前半は波を掴めず苦しい展開を強いられたが、後半に入り7.67をスコアしてトップに。
その後に再びジョニー・コルゾーとマニュエル・セルマンに逆転されるも、ラストウェイブで6.43をスコアして逆転トップでラウンド3へ勝ち上がった。カノアはR3-H1にクレジット。
五十嵐カノア ラウンド2ヒート後インタビュー
「今日はトリッキーなコンディションで、あまり好きじゃない難しいコンディションなんですけど。そんな中でどうにか2本乗れてラウンド3に勝ち上がれて嬉しいです。明日はヒートはないと思うから(女子の試合が行われるため)明後日からラウンド3が始まるので。チームをサポートして、自分もリカバリーすることに集中するので応援よろしくお願いします。



ノースポディウムで行われたラウンド2H17に上山キアヌが登場。ヒートは開始後10分間セットが入らず誰もノーライドでリスタート。キアヌは、バックハンドのターンをアウトでメイク。そこからインサイドでリフォームするライトの波にフォアハンドのリエントリーを決めて5.67をスコア。
さらに6.10をスコアしたキアヌは、元CTサーファーのジェシー・メンデスを抑えてトップでラウンド3へ勝ち上がった。


昨日ラウンド2では、不運なヒートで敗者復活のリパチャージ・ラウンド2を強いられた村上舜はノースのRP-H2にクレジットされた。午後にはオンショアも強まってサイズアップしてきた会場。
村上舜はアウトサイドのクローズセクションでフォアハンドのビッグリエントリーをメイク。スタートから7.17という高得点をマークする。

「今日はピアのところのレフトが良かったので、最初からその波に乗ろうと決めてて、狙っていた波に乗れたので楽しくヒートできました」という村上は、さらにインサイドのビッグ・クローズアウトセクションでリエントリーを決め4.13をスコア。ヒートスコア14.00をマークして1位でRP-R3へと勝ち進んだ。





村上舜ヒート後インタビュー
「ヒートの前から考えていた波に、しっかり乗れたので落ち着いてやれました。硬くならず、楽しんで、サーフィンしたいと思っています。カノアとキアヌはメインで順調に勝ち上がっているので、自分の今から頑張りたいと思います。」

明日の大会3日目は女子のラウンドがスタート。女子ラウンド1では、H5松田 詩野、H25都筑 有夢路、H29前田 マヒナがクレジットされている。がんばれ!日本!
2022年ISAワールドサーフィンゲームス
■2022 ISA World Surfing Games
名 称 2022 ISA World Surfing Games
主 催 国際サーフィン連盟(ISA)
期 間 2022年9月16日(金)~9月24日(土)※現地時間
開催地 Huntington Beach, California, USA
ISA HP https://isasurf.org/event/2022-isa-world-surfing-games/
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