17歳のソイヤー・リンドブラッドがスーパーガール・プロ初優勝、史上最年少での優勝を果たす。松岡亜音は9位

ソイヤー・リンドブラッドが優勝。

オーシャンサイド、カリフォルニア、アメリカ-  2022年9月18日(日)カリフォルニアのオーシャンサイド・ピアで開催された世界最大の女性のみのサーフィンコンテストQS3000 「NISSAN スーパーガール・サーフプロpowered by Celsius」が終了。

 

 

サンクレメンテ出身のソイヤー・リンドブラッドは、ファイナルでチャンピオンシップ・ツアー(CT)で活躍するキャロライン・マークスを接戦の末に破る快挙を果たし、歴史に刻まれた。リンドブラッドは、2~3フィートのコンディションの中、スーパーガール初優勝を成し遂げ、最年少優勝を果たした。

 

 

現在17歳のリンドブラッドは、ディフェンディング・イベント・チャンピオンであるキャロライン・マークスを圧倒的な強さで勝利し、スーパーガールの最年少チャンピオンとなった。

 

ファイナルでは、ダイナミックなフォアハンド・アタックでヒートトータル14.33(20点満点)を獲得したリンドブラッド。マークスは、コンビネーション・シチュエーションに追い込まれ、リンドブラッドに追いつくために2本のスコアリング・ライドが必要な状況だった。

 

 

ソイヤー・リンドブラッドが優勝。

 

 

「また優勝することができて最高に嬉しいです」とリンドブラッドは語った。「このところ2位が多くて、あのファイナルでは、今が自分の時だとわかったような気がしました。優勝するのは今だと思ったし、あの波が来てくれて本当に感謝しています。」

 

今シーズン最強のリンドブラッドは、QSイベントで5試合連続のファイナル進出。そして現在そのうち2勝をあげ、北米のレーティングにおけるトップに君臨している。

 

カリフォルニア州サンクレメンテのリンドブラッドは、カリフォルニア州サンタクルーズのオータム・ヘイズ、2022年のCTルーキーのルアナ・シルバ、そして好調のベラ・ケンウォーシーを相手に見事な逆転劇を演じるなど、ファイナルデイを通じて強豪選手たちと表彰台を争った。

 

 

 

「キャロライン・マークスがカムバックして、コンボが長く続かないことは分かっていたんですが、彼女は素晴らしいサーファーで、いつも私にインスピレーションを与えてくれるので、とても素晴らしかったです」と、リンドブラッドは語った。「これで自信がつきましたし、ポルトガルや残りの(チャレンジャーシリーズ)大会が本当に楽しみです。

 

 

17歳の彼女は、この勢いを現在ランキング15位のチャレンジャーシリーズに戻し、10月1日~9日にポルトガルで開催される「EDP Vissa Pro Ericeira」に参戦、シーズン終了までにCT入りを果たそうと考えている。

 

 

今大会では、日本の松岡亜音がラウンドオブ16まで進出。H6でアメリカのベラ・ケンワーシーと対戦。後半にベラにエクセレントをスコアされて惜しくも敗退。それでもこのメンツで9位は、今の松岡の勢いを感じさせる成績で大健闘と言えるだろう。

 

 

.ロングボードのファイナリスト – WSL / Kurt Steinmetz

 

また今回はロングボードのイベント「Super Girl Longboard」でホノルア・ブロムフィールド(HAW)、レイチェル・ティリー(USA)、サリー・コーヘン(HAW)、ソフィア・カルヘイン(HAW)が表彰台に上がり、レイチェル・ティリー(USA)が優勝、2位にホノルア、3位にサリーとソフィアという結果になった。

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2022/wqs/4046/nissan-super-girl-surf-pro