アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチ 2022年9月17日(土) 本日からアメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチで「2022年ISAワールドサーフィンゲームス」がスタートした。
厳しいトリッキーなスモールコンディションでの大会初日。日本の五十嵐カノアをはじめ、リアム・オブライアン、ジャクソン・ベイカー、フレデリコ・モライスなどCTクラスのサーファーが高得点でラウンドアップ。
一方で番狂わせも続出し、ラウンド1で和井田理央などが、いきなり敗者復活のリパチャージラウンドへ。ラウンド2でもグリフィン・コラピントがリパチャージへ回った。
本日は、ダブルバンクで男子のラウンド1とラウンド2が途中まで行われ、波乗りジャパンは、男子ラウンド1から五十嵐カノア、村上舜、上山キアヌが登場。
ノースポディウム(ピア側)では、村上舜が今大会の最初のヒートに登場。ヴァーティカルなバックハンド・リエントリーのワンマニューバーで6.23をスコア。バックアップも5.83を揃えて、トータル12.06で見事1通過。幸先の良いスタートを切った。
ラウンド1後の村上舜インタビュー「毎回、どの試合も1ラウンド目は緊張するんですけど。今のヒートも体が硬くなっちゃっていつものサーフィンができなかったんです。でも落ち着いてスコアできる波を選んで、スコアを出せたので良かったです。ラウンド2はもっと楽しんで、自分のサーフィンができたらと思います。」
同じくノースポディウムのヒート5では五十嵐カノアが登場。カノアはスタートからバックハンドでエクセレントの8.00をスコア。
さらにエアリアルまで披露したカノアは、本日のハイエスト・シングルとなる8.87までトップスコアを上げて、トータルでも本日のハイエストスコアとなる16.87をスコアして勝ち上がった。
五十嵐カノア・ラウンド1後インタビュー「ファーストヒートはとても大事で、自分のリズムだけでなくチームのリズムもちゃんとアップしていきたい。舜と良い感じのサーフィンを見せれて良いスタートを切れた。ラウンド2は、このまま同じリズムで、チーム一丸となって勝ち上がっていくので応援よろしくお願いします。」
そしてサウスポディウムではH33に上山キアヌ久里朱が登場。7.60と7.00をスコアして、タヒチのCTで優勝したのが記憶に新しいミゲル・プポを抑えてトータル14.60を叩き出し、見事トップ通過を果たした。
上山キアヌラウンド1後のインタビュー
「1本目から良い波乗れて、カノア選手が言っていたように先手必勝で行こうと思っていて、1本目から良い波乗れて、気持ち的に余裕があったから、けっこう楽に試合運びできました。ラウンド2も勝ち上がって、日本チームで1位取りたいと思うので応援よろしくお願いします。
ラウンド1に引き続きラウンド2が行われ、H1に村上舜が登場。しかし村上は厳しいコンディションに苦戦し、不運のノーライドで4位敗退となり、リパチャージに回った。ハイタイドにより波が全く来なくなった為、この次のヒート2で中断となり、そのまま本日の競技は終了となった。
ラウンド2後の村上舜インタビュー
「結果的に見たら、序盤に沖で割れる波に乗っておくべきだったなって思うんですけど。
前のヒートを何ヒートか見ていたんですけど、貴重なセットを乗らないとスコア出来ないと分かっていたので、その波を待ち過ぎてしまったのが敗因でした。
でもまだリパチャージがあるので、ラウンド数が多いんですが頑張っていきたいと思います。」
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大会2日目の明日は、現地時間の 2022年9月18日7時30分からスタート予定、日本時間の 2022年9月18日23時30分。
本日ラウンド2のヒートのなかった五十嵐カノアがサウスポディウムでH3に登場、上山キアヌがノースポディウムでH17に登場。リパチャージ・ラウンド2の村上舜はノースのH2にクレジットされている。
2022年ISAワールドサーフィンゲームス
■2022 ISA World Surfing Games
名 称 2022 ISA World Surfing Games
主 催 国際サーフィン連盟(ISA)
期 間 2022年9月16日(金)~9月24日(土)※現地時間
開催地 Huntington Beach, California, USA
ISA HP https://isasurf.org/event/2022-isa-world-surfing-games/
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