松永莉奈が世界ランク2位のジョアン・ディフェイを抑えて2回戦進出。CS第3戦「バリート・プロ」2日

松永莉奈  © WSL/Tostee

バリート、クワズール・ナタール、南アフリカ(2022年7月5日火曜日)-2022ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第3戦となるバリート・プロ presented by オニールは、バリートはウィラード・ビーチの3~4フィートのコンディションで男子ラウンドオブ96と女子10ヒートが終了した。

 

 

大会2日目は、朝からオフショアでサイズのあるコンディションでスタートとなったが、午後には強いオンショアが入り、サイズダウン。トリッキーな厳しい戦いを強いられることとなった。

 

特に午後の女子のラウンドでは現在の世界ランク2位のジョアン・ディフェイ(FRA)で敗れるなど大番狂わせも発生した。

 

 

野中美波  © WSL/Tostee

 

女子のラウンド1ではH3に日本の野中美波、H8に松永莉奈が登場。野中美波は、ニアスのQS5000で優勝したペイジ・ハレブ、テレサ・ボンバロ、アエラン・ヴァーストと対戦。

 

ヒートは、厳しいコンディションの中でハレブがスタートから6.50をスコアして一歩リード。後半に入り野中もバックハンドの2ターン・コンビネーションで4.83をスコア。バックアップを3.73として2位をキープ。

 

しかし、終盤にテレサが逆転2位に。野中美波は3位へ。最後までチャージを見せた野中だったが惜しくも初戦敗退となった。

 

 

松永莉奈  © WSL/Tostee

 

H8には松永莉奈が登場。現在の世界ランク2位のジョアン・ディフェイ(FRA)、南アフリカのサラ・バウム、ダニエル・パウィスと対戦。ヒートはかなりのスローヒート。そんな中でもサラが4.50をスコアしてヒートをリード。

 

ジョアン・ディフェイ(FRA)© WSL/Tostee

 

サラがバックハンドの2ターンコンボで5.27をスコアしてリードを広げる中、松永も3.50、2,43を揃えてヒートスコア5.93で2位のポジションをキープ。サラは更に5.17をスコアして余裕の1位通過。3位だったディフェイも最後まで波もつかんでいたが、松永がそのままディフェイを抑えて2位で勝ち上がった。

 

 

明日試合が再開されれば、H12 脇田紗良、H15 都筑有夢路、黒川日菜子、H16 前田マヒナがクレジット。男子ラウンド2ではH2で稲葉玲王と脇田泰地、H5で和井田理央、H6で小林桂が登場する。

 

今回もCT入りを目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

Ballito Pro

Presented By O’Neill
Ballito, KwaZulu-Natal, South Africa

https://www.worldsurfleague.com/events/2022/cs/22/ballito-pro/

 

2022 WSLチャレンジャー・シリーズ・スケジュール

  • ブースト・モバイル・ゴールド・コースト・プロ presented by Rip Curl: 5月7日~15日終了
  • シドニー・サーフ・プロ presented by Rip Curl: 5月17日~5月24日終了
  •  バリートプロ presented by O’Neill: 7月3日~10日
  • VANS USオープン・オブ・サーフィン 7月30日~8月7日
  • EDPヴィスラ・プロ・エリセイラ 10月1日~9日
  • クイックシルバー/ロキシー・プロ・フランス 10月12日~23日
  • コロナ・サクアレマ・プロ presented by バンコ・ド・ブラジル 11月1日~11月8日
  • ハレイワ・チャレンジャー 11月26日~12月7日