松田詩野が地元茅ヶ崎でビーチクリーン活動。手術後初めて現状や今後の目標など、いまの心境を語った。

現在、WSL CSツアー復帰に向けて、懸命にリハビリをおこなっている松田詩野が、6月8日の国際海洋デーに行ったNPO法人サーフ アンド シーによるビーチクリーン活動「Think Sustainability Action ALLIE×NPO法人サーフアンドシー “ビーチクリーン”」に参加。

手術後初めて報道陣の前に姿を現し、手術を決めた気持ちや術後のトレーニングについてなど、初めて海から数ヶ月離れているいまの心境を語った。

 

 

 

大会には前の自分よりも強くなった状態で戻りたい。

 

「いまは色々とトレーニングができるようになってきて、良い感じです。肩がいままで亜脱臼というか脱臼しやすい状態で。ハワイの大きな波で痛めたりとかあったので。これからも海でチャレンジしていきたいというのがあったので今後のために手術を決断しました。」

 

「まだサーフィンは出来ていない状態で、次の診察が6、7月にあって、それからです。大会には前の自分よりも強くなった状態で戻りたいので、そうなれたときに決断したいと思っています。目標は7月の終わりにあるUSオープンです。」

 

 

 

パリ五輪見据え、バレル波へのチャレンジ。

 

 

「2年後のパリオリンピックは会場がタヒチなので、そういうサイズがありバレルの波での戦いとなると思うので、今後はCTに入るとためのチャレンジャーシリーズを頑張りながら、そのような波の場所へのトリップとかも考えていきたいなって思っています。」

 

「自分に費やす時間が増えた分、気付きとかもたくさんあって。サーフィンへの想いもそうだし、サーフィン以外の部分で何処で充実させられるかなど、そういうことを考える時間もできたので、いままでにない時間を過ごせました。」

 

松田もビーチクリーンに参加。彼女の地元である茅ヶ崎の美しい海にも小さなプラスチックやビニールゴミなどがあり、改めてマイボトルやエコバックの利用を心がけたいと思ったと言った。
ビーチクリーンにはモデルのNikiさんやNPO法人サーフ アンド シー 理事 でもある 大原沙莉も参加。

 

「これまで毎日海に入れていたときは、サーフィンしてトレーニングして、という感じだったんですけど、いまは昔の試合を見返したり、自分が出ていない試合を見たりとかしていました。そこの場所に自分がいないと、その海の状況とか詳しく分からないけど、こういう戦い方をしたいなとかいうイメージをしていました。」

 

 

「焦る気持ちはなくて、いまは自分のベストな状態を作ることに集中できています。いまの状態は60パーセント。120パーセントの状態に持っていきたいと思っています。」

 

 

一日も早く復帰し、さらにパワーアップした松田詩野になってファンの前に戻ってきてほしい。頑張れ!詩野!