本日10月16日(水)から宮崎県日向市「お倉ヶ浜海水浴場」で開幕したWSL QSイベント「white buffalo HYUGA PRO」。大会初日は男子のラウンド1とラウンド2の予定。女子は明日からスタート予定だ。
大会スタートを前に昨夜は前夜祭が行われた。会場では先日宮崎の木崎浜で行われたISAワールドサーフィンゲームスで条件付き内定という結果を手にし、注目の松田詩野が記者会見に登場。インタビューに答えた。
宮崎で行われたISAの世界選手権の結果で周りからの注目度が上がったと思うんですけど、意識の変化や環境変化はありましたか?
周りの人たちからオリンピックに近づいたねとは言われるんですけど、自分もその意識は高まったんですけど、トレーニングや日頃やって行くことは変わりませんね。前回のISAで自分の夢に少し近づいた感じはあります。
勝ちたいと思う強い気持ちが試合に出たんだと思うでんす。
メンタルやフィジカル面で、どのようなことを行ってきたことが、ここのところの躍進に繋がっていると思いますか?
ISAの時は自分自身、勝ちたいと思う気持ちが強かったので、その強い気持ちが試合に出たんだとは思うでんす。日頃からのフィジカル面、体のケアが必要なんだと思いました。トレーニングしていると、安定感とかも感じられるし、怪我の予防とかにもなるので必要だと思っています。
上を目指すために、自分のビデオを見ながらの練習とか、これからは体力も必要になってくるので、トレーナーの人とかと協力してもらいながら調整していきたいです。
今は新しい技に挑戦していこうという気持ちもあるし、自分のサーフィンのレベルを上げていく事も大切だと思っています。
力強いサーフィンが出来るようになったのはトレーニングの成果ですか?
トレーニングに加えて、試合でトップの選手と戦っていくにつれて、自分がこれまでやってきたサーフィンよりも、海外の選手たちのような感覚に自分が変わったことですね。今後はサーフィンのスキルと体の使い方を学んでパワフルなサーフィンに近づいていきたいなと思っています。
オリンピックまで1年を切って、自分がどれだけ成長できるかだと思う。
将来、チューブなどの素晴らしい波で行われるCTイベントで戦う準備はできていますか?
それは家族とかでも話をしていて、自分がいつも練習している湘南茅ヶ崎はビーチブレイクなので、海外のリーフブレイクの良い波がブレイクする場所にボートトリップとか考えています。
松田選手は前回の宮崎でオリンピック代表争いを一歩リードしたと思うんですが、2枠というものを同年代の選手と争うことになると思うんですが、ライバル意識とかありますか?
みんなサーフィンが上手いですから。でもオリンピックまで1年を切って、自分がどれだけ成長できるかだと思うので、相手が誰というのではなく、トレーニングや練習に取り組んで行くという気持ちの方が強いです。
今回のイベントでは、どんな事を目標に掲げていますか?
この前のISAで学んだことは、絶対に勝つという強い気持ちを持って試合に挑むことの大切さだったので、今回も優勝を狙っていきたいと思っています。
WSL ASIA/JAPAN Women’s QS3000、Men‘s QS 1000「white buffalo HYUGA PRO」女子のラウンド1は明日17日からスタート予定。
http://www.worldsurfleague.jp/2019/white-buffalo/live-jp.php