サーフシティ、エルサルバドル – – 2022年6月4日 「2022年サーフシティ・エルサルバドルISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」は大会8日目。男女U16、18ともメインラウンド5が行われ、リパチャージは男女U16、18ともラウンド9までが行われた。
40のエクセレントスコア(8.00-10.00レンジ)と11のエクセレントヒートトータル(16.00-20.00レンジ)、ISAワールド・ジュニアの8日目は史上最高のジュニア・コンペティション・サーフィンが行われたと、見ている誰もが認めずにはいられなかっただろう。初日にエントリーした419名の選手のうち、残ったのはわずか24名。
チーム戦では、ハワイがオーストラリアを抑えて首位に立ち、フランス、アメリカ、日本が僅差でトップ5入りを果たしている。
ボーイズU-16のベストを記録し優勝候補の一人と称されたジャクソン・ドリアン(HAW)、エデン・ハッソン(AUS)、キャノン・カー(USA)などの有力選手はそれぞれ敗退した。
波乗りジャパンでメインラウンドを勝ち進んでいるのは、U18ガールズの中塩佳那、U16ボーイズの渡邉壱孔、U16ガールズの池田美来の3名のみだ。
U18ガールズでR5まで勝ち進んでいる中塩佳那は、H2に登場。中塩佳那はスタートからバックハンドで6.00をスコア。幸先のいいスタートを切る。ヒート後半にバックアップが2.60の中塩は3位を強いられ、優先権を持って波を待つ展開。
終了間際にバックハンドのワンマニューバーながら4.40をスコアしてトップに躍り出る。しかし最後にフランスの選手が再び逆転。中塩は2位となるも、そのままメインラウンドFINALとなるラウンド6へ勝ち上がった。
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U16ボーイズR5のH2に登場した渡邉壱孔。ヒートはアメリカのジャック・ジーツが7.77をスコアする中、渡邉は4.17と5.27をスコアして2位につける。しかし後半にハワイの選手に逆転されて3位を強いられ、ニードスコア5.31と追い込まれる。
しかし最後まで諦めない渡邉は、ヒート終盤7.93をスコアして大逆転でトップへ。しかし、終了間際に3位だったジーツが6.97をスコアして再びトップへ。渡邉は激しいデッドヒートで2位となるも見事ラウンド6へ勝ち上がった。
U16ガールズR5の池田美来は、オープニングライドを掴み、バックハンドでチャージ。素晴らしいマニュバーを描き7.33という高得点でヒートを開始する。さらにバックアップを3.77としてヒートをリードする池田。
しかし、残り時間5分で3位だったフランスの選手が、まさかの8.40をスコア。一気にトップに躍り出て、池田は2位を強いられる。しかし、そのまま逃げ切りラウンドアップ。池田もラウンド6へ勝ち上がった。
日本期待のU18の岩見は、ボーイズ リパチャージR6でヒートのベストスコアとなる7.50をスコアするも、インターフェアが響いて、惜しくもここで敗退となリ、今大会17位。U16ガールズリパチャージR6のH3鈴木莉珠、U16ボーイズ リパチャージR6のH3長沢侑磨もここで敗退となった。
いよいよ明日はファイナルデイ。波乗りジャパンも踏ん張り所。現在国別では、1位がハワイ、2位にオーストラリア、3位フランス、4位アメリカ、5位日本と昨日から1つ順位を上げている。
波乗りジャパンでメインラウンドを勝ち進んでいるのは、U18ガールズの中塩佳那、U16ボーイズの渡邉壱孔、U16ガールズの池田美来の3名のみ。
明日のファイナルデイは25分ヒートで行われ、現地時間7:30(日本時間22時30分)にU16ボーイズ渡邉、7:55(22時55分)にはU16ガールズ池田、8:45(23時45分)にU18中塩がクレジット。R6を勝ちあげれば、いよいよグランドファイナルへと進出となる。
ラスト1日、メダルを目指して、がんばれ!日本!
NAMINORI JAPAN日本代表
U18ボーイズ
岩見 天獅 17位
鈴木 一歩 33位
佐藤 利希 49位
U16ボーイズ
渡邉 壱孔 ラウンドアップ
長沢 侑磨 21位
寺田 文太 33位
U18ガールズ
中塩 佳那 ラウンドアップ
松岡 亜音 19位
川瀬 心那 22位
U16ガールズ
池田 美来 ラウンドアップ
高橋 花音 43位
鈴木 莉珠 16位
日本とエルサルバドルとの時差は15時間。
現地時間の7時30分 は、日本時間の前日の22時30分です。
ライブ中継、詳細スケジュールなどは、大会オフィシャルサイトにてご確認ください。
https://isasurf.org/event/2022-el-salvador-isa-world-juniors-surfing-championship/