昨年、日本でも公開され、話題となった海を深く愛する9人の女性たちのドキュメンタリー映画「SHE IS THE OCEAN —シー イズ オーシャン— 海に魅せられた9人の女性たち」がDVDで4月5日に発売される。
この作品は、海を深く愛する9人の女性たちのドキュメンタリーで、年齢、職業、国籍が異なる9人の女性が登場。 様々なバックグラウンドを持つ女性たちと海との関係をテーマに、ひとりひとりが自分の人生と深い関わりを持つ海への愛を語る。
海は自分を癒やし、鍛え、時には悲しみさえ生み出す場所。けれども立ち上がる力を与えてくれるのもやはり海。芯の強い女性たちの姿は、まるで母なる海そのもの。
海との関わりが彼女たちの人生をより豊かなものにしてくれる様子を美しい映像と丁寧なインタビューを通して描いている。彼女たちが抱く海への愛とその海を大切に守ろうとする想いが胸に響く作品。
監督・脚本:Inna Blokhina
プロデューサー:Inna Blokhina
エグゼクティブ・プロデューサー:Audrey Delaney、Lisa Gutberlet、James Huntsman
2018年 98分 アメリカ映画
CAST
Cinta Hansel(チンタ・ハンセル)
サーファーの聖地、ハワイ・オアフ島ノースショアのパイプラインを乗りこなすプロサーファーになりたいと夢を語る14歳のバリニーズ。父親もパイプラインに挑んだサーファーの一人だったことを知ったチンタは、父親がなし得なかった夢を自分のものとして奮闘します。
Coco Ho(ココ・ホー)
ハワイを代表するレジェンド・サーファー、マイケル・ホーを父に持つ若手プロサーファー。叔父のデレク・ホーは世界チャンピオン、兄のメイソン・ホーは天才と呼ばれる、まさにサーファー一族。ココは、自分自身もサーフィン界のレガシーになるべく8歳でプロになり、単なるプロサーファー以上の存在になろうとしています。
Ocean Ramsey(オーシャン・ラムジー)
サメの正しい生態を広めようとハワイで活動するサメ保護活動家であり、フリーダイバー。「サメの魔術師」――ひとは、ハワイ出身の31歳の若い女性オーシャン・ラムジーをそう呼びます。科学者、海洋生物学者、海洋保護活動家であるオーシャンは、サメの研究と保護に人生を捧げています。
Andrea Moller(アンドレア・モーラー)
マウイ在住のビッグウェーバーであり、SUP、サーフィン、カヌーの世界記録保持者。
救命救急士の顔も持つ。アンドレアの情熱はクジラにも向けられていて、クジラもアンドレアに反応して通じ合っている様子を見せます。アンドレアとクジラは、島の間を一緒に航海するように渡っていきます。
Kealla Kennelly(ケアラ・ケネリー)
ハワイ・カウアイ島出身。 ジェンダーを超えようと奮闘するプロサーファーであり、
WSL「バレル・オブ・ザ・イヤー2016」のチャンピオン。2020年12月~2021年2月に開催された女性だけのビッグウェーブ・コンテスト「Red Bullマグニチュード」の初代優勝者。
Rose Molina(ローズ・モリーナ)
チリ在住のフリーダイバーでありバレエダンサー。潜水のチャンピオン。プロダンサーとヨガ教師としてヨーロッパのダンスコミュニティのスターであったローズは、芸術を表現する場をステージから海の奥底へと変えました。深い海底でもゆったりとくつろぐローズはギリシャ神話の登場人物のようだと言われています。
Jeannie Chesser(ジニー・チェッサー)
伝説のサーファー、故トッド・チェッサーの母。ハワイ在住でサーフボードのエアブラシ・アーティスト。最愛の息子を亡くしたときも、夫を亡くしたときも、自身が病に倒れたときも、ジニーを支えたのは友人と海でした。「海は命を奪いもするが、命を取り戻してもくれます」と語るジニーは、サーフィンを続けています。
Silvia Earle(シルビア・アール)
世界的に有名な海洋生物学者、探検家、米国初の女性主任科学者など多くの顔を持ち、現代で最も影響力のある海洋学の専門家。シルビアは水中で7000時間以上を過ごし、100以上の海洋調査を組織し、200以上の賞を受賞するなど、誰もが驚く活躍を見せてきました。最初のダイビングから65年が経った今日も、シルビアは積極的に海を研究、保護し続けています。
発売日:2022年4月5日
98分
価格:3,800円 (税込:4,180円)
問い合わせ:株式会社ワンワールド
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