QS1000「ASIA OPEN」がついに開幕。男子R2まで終了。伊東李安琉がハイエストスコアをマーク。大会3日目

伊東 李安琉

本日から27日の日曜日までの予定で、 WSL QS1000 Men’s & Women‘s「ASIA OPEN Presented By Parasol」がついに開幕。まずはファーストコールで、男子のR-1の4ヒートに続き、R-2の16ヒートを行うとアナウンスされた。今日は女子はデイオフ。

 

 

今日の会場は朝から晴れで午後には曇り。サイドの風は相変わらず強くて、冷たい。波のサイズは夜に通過した低気圧のバックスウェルでサイズアップ。頭オーバーでセットは頭半以上はある。

 

シングルハイエスト7.50をスコアした伊東 李安琉

 

アウトから押し寄せる波は、不規則にそこかしこで割れる。サイズはあるもののワイドでボヨついたクセのある波。このコンディションでは、波選びが重要。1ヒートは20分から25分に変更となった。

 

6.00をスコアした須田喬士郎

 

アウトから乗ってもミドルで波が張らずに消えるから、インサイドまで繋げない。ミドルで待てっても、割れる波は少ない。もう波の選択だけで勝敗が決まった。

 

この志田下では優勝経験もある高橋健人。地元の意地を見せて1位でラウンドアップ

 

今日の演技の得点はフェア(2.0〜3.9)がメインで、トータルで7点から8点止まりの戦いだった。

 

松永 大輝
加藤 翔平

 

トータル10点を超えたのは、軽部 太氣(10.00)、伊東 李安琉(13.15)、田中 英義(11.90)、松永 大輝(10.00)、加藤 翔平(10.50)の5人のみ。シングルハイエストは伊東 李安琉の7.50ポイントが最高得点だった。

 

カデットU16で優勝の渡邉壱孔は1位でトップシードが待つR3へ。
プロジュニアでは2位と好調だった寺田 文太だが惜しくもR2敗退。

 

WSL QS1000 Men’s & Women‘s「ASIA OPEN Presented By Parasol」明日のファーストコールは7:30AM。8:00AMから試合がスタートする予定。男女ともスタンバイです。

 

 

昨日の悪天候で行われなかったプロジュニアの表彰式が本日の試合後に行われた。

 

WSL Pro Jr Men’s 「ASIA OPEN PRO JUNIOR」

優勝:岩見 天獅 AUS $1500  1000pts 
2位:寺田 文太 AUS $ 900   800pts 
3位:藤本 世音 AUS $ 650   650pts 
4位:矢作 紋乃丞 AUS $ 600  600pts 

 

 

男子ジュニア優勝の岩見 天獅

 

「このようなハードなコンディションでも、放課後とかの時間のないときは、練習していました。あのエクセレント(8.25)の波に乗れたときは率直に嬉しくて、決めたぜって感じでした。その後にスコアが聞こえたんで、よっしゃーって感じでした。

 

今回の試合は地元開催で、同級生とかみんな応援に来てくれて。師匠のキヨヒサさん(鵜澤 清永氏)とかの前で優勝できて本当に嬉しかったです。明日から本番なので気合い入れて気を抜かずに頑張ります。」

 

 

WSL Pro Jr Women‘s「ASIA OPEN PRO JUNIOR」

優勝:松岡 亜音 AUS $1500   1000pts
2位:都築 虹帆 AUS $ 900      800pts 
3位:脇田 紗良 AUS $ 650      650pts
4位:中塩 佳那 AUS $ 600      600pts

 

 

女子ジュニア優勝の松岡亜音

 

「昨日はコンディションがハードでキツかたんですけど、来た波に乗って自分のライディングをするというシンプルな戦略でやりました。ターンを決められれば点数が付いてくると思っていました。

 

自分にとっては、QS1000がメインなので、もっともっと凄いサーフィンが出来るように気持ちを切り替えて、頑張っていきたいと思います。」

 

副賞として。
ファイナリスト全員に一宮町稲作研究会が作ったお米。また、優勝者にはZIPAIR様からハワイへのペア往復航空券が贈られた。

 

田中英義
「子供の頃からずっとサーフィンしてきた場所ですが、どこで割るか分からずグシャグシャで難しかったです。」と言いながらも、トータルスコア11.90という圧巻の演技を見せたヒデ。「戦略的には、あまり決めず、海に入った感覚で動く。自分の経験を生かすような作戦でした。」とコメント。

大野 修聖
コーチとしての活躍が目立っていた大野が試合に戻ってきた。やはり、レールを使った一つ一つの動きがパワフルで切れ味抜群。しかし、攻め過ぎたこともあり、メイクできずにここで敗退。もっと試合でのサーフィンが見たかったなー。

辻 裕次郎
大きい波でのアプローチが一人違う。波の選び方からしてそうだ。だから、あの伸びやかなターンとスピードある演技ができるんだ。

髙井 汰朗
昨年のNSA全日本、ジュニア選手権のキッズクラスで優勝を飾った髙井 汰朗。今大会はチャレンジカップには出ず、このプロジュニアとQSに参戦。プロジュニアではR-2で敗退するも、QSではプロ相手にR-2を突破。

馬庭 彩
今回はCSの挑戦のために、日本に戻った馬庭彩。大会が終わったら、またオーストラリアに行くそうです。向こうの大学に通うとのこと。

選手待機テント
このテントは次のヒートとなる選手がマスクを外して待機する場所。なので、選手だったら誰でも入れるアスリート用テントと勘違いしないように。これも感染対策の一環です。

飲食ブースにはニモバーガーのキッチンカーが出店。お勧めは定番のチーズバーガー!
QS1000の大会にMC、インタビューアーとして武知実波、平野海童が合流。今日のモーニングショーに2人して挨拶と今日の見どころを解説。今日のコンディションも昨日と違った波でハードでした。海を見てら左の突堤から回り込んでパドルアウト。

会場のインフォメーションボードには今日のスケジュール、レギュレーション、ヒート表が張り出されている。それに加え、感染対策とハザードマップまで掲示。インフォメーションを選手各自に届ける「WhatApp」のアプリを使ってお知らせするという案内もありました。

今大会は感染対策を行った上での有観客試合となっています。観戦のためには入場料(千円)を払う必要があります。そのために太東側から歩いてくる人へのチェックポイントが設置されています。この収益金は選手たちへの賞金に回されます。

 

 

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