![Kanoa-Igarashi_Portugal22__QUA1351_Damien-Poullenot](https://surfmedia.jp/wp-content/uploads/2022/03/Kanoa-Igarashi_Portugal22__QUA1351_Damien-Poullenot.jpg)
プライア・デ・スーパーチューボス, ペニシェ / ポルトガル(2022年3月6日日曜日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2022チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第3戦となる「MEO Pro Portugal presented by Rip Curl」は大会4日目。
大会は更に続き女子のクオーターでベスト4を決定したのち、男子のクオーターがスタート。風の影響もあり、それまでのバレルは形成せず、波のコンディションはかなり落とした。
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そんな中で五十嵐カノアは、クオーターファイナルのH3でWSLチャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)と対戦。この二人のカードはCT初となる。
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ヒートはジョンジョンが先制攻撃を仕掛け、バックハンドで4.50をスコアしてスタート。カノアはじっくりと波を待つ。優先権を持たないカノアは小ぶりなレフトをつかんでエアリバースを仕掛けるもインコンプリート。
優先権を持ったジョンジョンは再びサイズのあるレフトを掴みパワフルなターンを連発。6.83をスコアしてヒートをリードする。
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後手に回ったカノア。フォアハンドのパワフルなトップターンで3.50をスコアするも、ニード7.83と大差をつけられる。
完全にリズムをつかんだジョン・ジョンはバックアップを6.10に上げてリードを広げていく。
後半に入りライトのビッグセットをつかんだカノアは、レイバック気味に2発のビッグターンをを決め、5.67をスコア。
しかし、その時点で残り時間は10分を切り、カノアに必要なスコアは7,26。優先権はジョンジョン。完全に追い込まれたカノアをジョンジョンがマークに入る。
マークをかわして波をつかんだカノアはバックハンドのエアリバースをメイク。4.30をスコアして差を縮め、更にラストウェイブで4.70をスコアしするも、そこでタイムアップ。
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セミファイナル進出を前に惜しくも敗退となったが、今大会を5位でフィニッシュしたカノア。次のベルズでは初のイエロージャージを着たカノアが見れることとなりそうだ。
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