サンセットビーチ、オアフ島、ハワイ/アメリカ(2022年2月9日水曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)の2022年チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第2戦となる「Hurley Pro Sunset Beach presented by SHISEIDO」のウェイティング期間が現地時間2月11日(金)、日本時間2月12日からスタートする。
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パイプラインで歴史的なスタートを切った2022年のチャンピオンシップ・ツアーは、第2戦の会場となるサンセットビーチへ移動。ワイルドカードと怪我のため今大会を欠場する選手のリプレイスメントが発表された。
「Billabong Pro Pipeline」の女子でCT初優勝を果たしたノースショアのモアナ・ジョーンズ・ウォンは、世界ランキング1位となり、サンセットビーチのワイルドカードを獲得。男子のワイルドカードは、カイ・レニーとビリー・ケンパーというマウイ島のビッグウェーブ・ヒーローとなった。
一方、3度のWSLチャンピオンであるガブリエル・メディーナは開幕戦に続き欠場。代わりにパイプでセミファイナルに進出したブラジルのカイオ・イベリが前回同様ガブのリプレイスで出場する。
キャロライン・マークスが欠場。
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また世界ランキング6位のキャロライン・マークスは、健康上の理由で「Hurley Pro Sunset Beach」の出場を辞退。代わりにオーストラリアのブロンテ・マコーレーが出場することになった。
「サンセットでの試合をとても楽しみにしていたのですが、チームと協議した結果、残念ながら再発した健康上の問題に対処するため、CTを欠場することにしました。
自宅でツアーを観戦することを楽しみにしています。完全に回復したら、すぐにでも試合に復帰したいと思っています」とマークスがSNSでコメントした。欠場の理由が再発した健康上の理由とは少し気になる。1日も早い復帰を願いたい。
ブラジルのヤゴ・ドラは、今シーズン出場に向けて怪我からのリハビリを続けており、今回も欠場で南アフリカのマシュー・マクギリブレイがリプレイス。
パイプラインで負傷した、2022年のルーキーであるリアム・オブライエンとカルロス・ムニョスのリプレイスにはジョーダン・ローラーとバロン・マミヤが選ばれた。
ケリーはイエロージャージでH3にクレジット。ステファニーも復帰。
バンザイ・パイプラインで56回目のCT優勝を果たした11回の世界チャンピオンであるケリー・スレーターは、引退も囁かれる中、サンセットの出場を明言していなかった。
そんな中で、ヒート表が発表され、ケリーが世界ランキングNo.1としてラウンド1のH3にクレジットされている。果たしてイエロージャージを着たケリーが、サンセットに登場するのか。
長い間、スレーターは最終的にCTで優勝してキャリアに終止符を打つのではないかと言われてきた。
50歳の誕生日を目前にしてCT大会で優勝を果たし、今シーズンはサンセット、G-LAND、チョープーも予定されていることから、12回目の世界タイトル獲得に向けて本格的に動き出すのだろうか。
また、開幕戦では新型コロナによる隔離で欠場となったステファニー・ギルモアもH6にクレジットされている。
そして、日本期待の五十嵐カノアはH2にクレジット。ルッカ・メシナス、カイオ・イベリと対戦。コナー・オレアリー(AUS)はラウンド1の最終H12にクレジットされている。
波のコンディションの方は、サーフラインの公式予報によると、イベント・ウィンドウの最初の11、12日(金、土)は、サンセットでコンテスト可能な波を提供する予報が出ている。
13日から14日にかけては、波が小さくなり、15日から16日には、大きなWNWのうねりが入る可能性があるようだ。
今回もサーフメディアではハワイの最新情報をお届けしますので、お楽しみに。
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