日本サーフィン連盟は、2024年パリ五輪に向けたチョープーの波に乗れる特定強化指定選手の公募を開始

2022年2月1日 ISA/NSA

一般社団法人　日本サーフィン連盟（NSA）は、2024、2028年のオリンピックのメダル獲得と選手育成を目標にした2022年度の強化指定選手の発表にともない、2024年パリ大会に向けた特定強化指定選手（タヒチの波に乗れる選手）の公募について発表した。

日本サーフィン連盟強化部では、パリ五輪のサーフィン競技会場がタヒチのチョープーとなった事を受けて、ビックウェイブでの経験豊富な選手を選出し、オリンピック競技大会（2024/パリ）に向けて強化を行うというもの。

タヒチのチョープーは、世界で最もヘビーで危険な波の1つと呼ばれており、プロサーファーであっても、サイズアップしたチョープーでサーフィンが出来るのは限られた人のみと言われている。

それゆえ、日本のビーチブレイクのような場所で選考会が行われて選ばれた日本代表が、タヒチの波で通用するのかという問題。そんなことからの特定強化指定選手の選考なのである。

選考人数は最大男女各10名、合計20名程度。2022年度強化指定選手に該当しなかった選手で、タヒチの波に適し、2024年パリ大会出場を本気で目指すサーファーが対象。

選考を受ける者は８フィート以上のハワイ、タヒチ、フィジーなどの波に乗る動画（ハワイ、タヒチサイズの６ft以上）や申請書などを揃えて、２月13日(日)必着で日本サーフィン連盟強化部に提出。３月上旬までに強化指定選手を選考し、NSAホームページにて発表される。

今回の特定強化指定選手に入ったからオリンピックに出場決定というものではないが、まずは初めの一歩。やる気のある日本を代表するビッグウェイバーたちが名乗りを上げて欲しいと思う。