ハレイワ、オアフ島/ハワイ(2021年11月26日金曜日)2021年のワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズの最終戦となる「Michelob ULTRA Pure Gold ハレイワ・チャレンジャー」の初日は、パンプするハレイワのコンディションの中、ワールドクラス・サーフィンの素晴らしいショーが繰り広げられた。
6~8フィート、時にはそれ以上のうねりがハレイワにヒットし、エリート選手たちに十分なパワーを与え、多くの選手が素晴らしいパフォーマンスを見せた。
この日のヒートでは、2X WSLチャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が、ティアゴ・カマラオ、マテウス・ハーディ、そしてオーストラリアのシェルダン・シムカスのブラジリアン・デュオと共に、待望の復帰戦でハイライト・リールを演じた。
フローレンスは、5月に開催されたマーガレットリバープロを怪我で棄権して以来のヒートで、9.23(10点満点中)を含む18.30という完璧に近いスコアを記録し、この日のベストスコアを叩き出した。
「膝の調子も良いし、最高の気分です。ジャージを着て戻ってこれたことが嬉しい。」とフローレンスがコメント。「とても名誉あるイベントで、子供の頃からずっと見てきたんです。世界最高のサーファーたちと一緒に、みんなを相手にサーフィンができるのは本当にうれしいことです」とコメント。
一方で、このヒートのカマラオのパフォーマンスにより、ハーディーはチャンピオンシップツアー(CT)クオリファイの夢を絶たれてしまった。
クオリファイ・レースはこれ以上ないほどタイトだ。現在のチャレンジャーシリーズNo.3のジェイク・マーシャル(アメリカ)は、ハレイワのラインナップをほぼパーフェクトな9.00と7.83をスコアし、すでにCTへのクオリファイを確定しているハワイ・オアフ島出身のイズキール・ラウを上回り、ラウンド2を勝ち上がった。
「まさに僕がここでやりたかったことで、3つのターンでいいセットを掴むことができました」とコメント。「2年前にも同じようなことがありましたが、その時はここでのヒートが悪かった。そこから多くのことを学び、今は戻ってこられたことに興奮しています。この波に多くの時間を費やしてきたので、チャレンジャーシリーズでどのような結果になろうとも、ここで良い結果を出したいと思っています」。
マーシャルと同じカリフォルニア出身のクロスビー・コラピント(USA)は、CT選手グリフィンの弟で、ラウンド1で16.00のヒート・トータルを記録し、ラウンド2でも16.00のコンビネーションを披露するなど、完璧なパフォーマンスでハレイワの観客を魅了した。
「これは僕の新しいお気に入りの波なんです」とコラピントはコメント。「去年の今頃はここで2か月過ごして、兄が(2018年に)この波でクオリファイするのを見ていました。この波やサンセットのような場所でもっと上手くなりたいと思っていましたし、数人しか出ていないこのコンテストに出られただけでも本当に楽しいです。」と言った。
男子のラウンド2のヒート、女子のラウンド1は、日本時間の午前7時30分にコールがあり、午前8時にスタートする予定です。
明日試合が再開されれば、H13で五十嵐カノアと村上舜が同じヒートで対戦、H14にはコナー・オレアリー(AUS)が登場。
また女子のラウンド1が行われれば、H1に黒川日菜子、H3 前田マヒナ、H5 野中美波、H6 脇田紗良、H7 松田詩野と都筑有夢路が同じヒートで対戦。女子の今シーズン最後の戦いの幕が切って落とされる。頑張れ!日本!
「Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger」は、WorldSurfLeague.com、WSLアプリ、WSLのYouTubeチャンネルでライブ中継されます。また、今大会も日本人選手を中心としたリポートをサーフメディアでも掲載していく予定なのでお楽しみに。
男子:Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger
女子:Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger
詳しくは、WorldSurfLeague.comをご覧ください。