2019年のボディボード・ワールドチャンピオンである大原沙莉が、ポルトガルで行われていたIBCツアー「シントラ・ポルトガルプロ」で優勝した。
このIBC(International Bodyboarding Corporation)は、これまであったAPBから変わって新たに誕生した組織で、チリのアントファガスタ市に拠点を置くボディボードの非営利団体として正式に登録されている。https://ibcworldtour.com/
二年ぶりに開催された今回のイベントに、日本人選手として唯一参戦した大原は、クオーターファイナルで元世界チャンピオンのジョアナ・シェンカーを下し、セミファイナルではマリアナ・ローザを下してファイナルへ勝ち上がった。
ファイナルでは、エリセイラのフィリッパ・ブロイロ と対戦。ヒート中盤にビッグセットを掴み、打点の高い素晴らしいエルロロをメイク。ワンマニューバーながら今大会のハイエストスコア7.50をスコアして逆転。そのまま逃げ切り見事勝利をつかんだ。
「IBCツアー「シントラ・ポルトガルプロ」優勝しました! 今まで1人で試合に挑んでいる気でいたけど、今回の大会を通して本当にたくさんの人に支えられてここにいる事を改めて深く感じました。いつもライブからたくさんの応援と声援をありがとうございます。
まだコロナ禍で不安だった中、ポルトガル遠征に送り出してくれた家族とスポンサーに感謝します!
そして今回の結果が日本ボディボード界の活気に繋がる事を願ってます。帰り道も気をつけて帰ります!次のJPBA湘南戦も応援よろしくお願いします」
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