5名のプロ合格者。中塩佳那が本日のベストスコア。第25回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯がスタート。

JPSAショートボード第3戦「さわかみチャレンジシリーズ 第25回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯 -Challenge II-」が茨城県大洗町 磯場ポイントで9月6日から9日(予備日10日)の日程で開催。今回も無観客試合ではあるが、プロトライアルからネットでライブ観戦ができる。

 

そして、コロナ禍での開催につき、これまで以上に感染防止対策を徹底して行うこととなった。まず大会前に選手、大会関係者、メディアの自宅に抗原検査キットを送付し、事前検査をする。続いて、会場に来た選手、帯同者、運営スタッフ、メディアなどの関係者全員に検温、PCR検査を行う。

そして、エリア分けを行い、動線も管理して、人との往来が密にならないようにした。手をいつでもアルコール消毒ができるように会場にはボトルも常設。会場では全員がマスクを常につけることを順守するなど、徹底した管理の元、大会が行われた。

大会初日は男女のプロトライアルを全て消化し、女子のプロ本戦R-1まで行って終了。今大会のトライアルで1ウェイブで7点以上、もしくはベスト2のスコアで、トータル11点以上を出した選手。また、本戦に進出してR-1を勝ち上がった選手に公認プロ資格が与えられる。

 

公認プロ資格獲得者

男子:松原渚生

女子:佐藤季、松岡亜音、中塩佳那、松野杏莉

今日の会場のコンデイション。天候は曇りで時折、雨模様。風は北東のサイドオフが強く吹く。波は肩から頭サイズ。

この磯場ポイントは砂と岩混じりであることで、潮で割れる場所が大きく変わる。さらに大潮もあって、ゲットもハードで厳しい戦いとなった。

 

大先輩を下して番狂わせを引き起こした佐藤李

 

トライアルは1ヒート15分ということもあり、ハマるとおしまい。波の選択も必要だが、リスクのない演技では高得点は望めない。早い大きい波でどこまで攻められるか。自分の力量を知った上で、ハイリスクな演技を決めた者が勝ち上がった。

 

佐藤季
波に負けない力強いパワーサーフィンを見せ、トータル11点で合格。「まさか、そこまでスコア(ラストウェイブで6.33をスコア)が出ると思わなかったので驚きました。コンディションは怖かったです。次からも気を引き締めて頑張りたいです。」

その勢いのままTR2も1位で勝ち上がり、プロ本戦でも並みいる強豪プロの庵原美穂や橋本恋を抑えて1位で勝ち上がった。「自分のところに波が来てくれて良かったです。最初、どこで待てば良いか分からなかったが、1本目でバックサイドで良い波乗れたので、そこをキープしていました。明日も頑張ります。」とコメント。

 


松岡亜音
今年のNSAの級別でも見せた切れ味鋭いバックサイドリップが炸裂。シングルスコアで7.83ポイントを叩き出して資格ゲット。

「楽しく試合ができました。緊張というよりも、楽しもうという気持ちの方が勝っていて、楽しめたので良かったです。一昨日から会場に入って、あのレギュラーを練習していたので乗れて良かったです。今回の目標は優勝することです。」プロ本戦でもトップをキープ。最後は脇田紗良に逆転されながらも2位で勝ち上がった。

 

松原渚生

厳しいところに当て込んだ後のボードコントロールが上手かった。攻めた演技でシングルスコアで7.83ポイントを出して同じく資格獲得。

「コロナで試合がなくって、1年ぶりぐらいにトライアル受けてプロになれて良かったです。波が難しくて、来てなかったんですけど、沖に出る途中にいい波をつかめて、いい感じで2発いれられたんで良かったです。

点数出せる波が少なくて、それを探すのに時間がかかってしまって、難しいコンディションでした。プロ公認を得て、ここからがスタートといった感じです。今回、決勝まで行けるように頑張ります。

 

中塩佳那

女子ではスピードがピカイチの中塩。波のパワーゾーンを理解しているから、スピードをつけることができる。際どいとこ攻めて、今大会でシングルハイスコアで8.17ポイント。今回で2回目の公認プロ資格獲得となった。

「ラウンド1では波に乗れなくて、ちょっと焦ったんですけど。今の時間帯で波も良くなってきて、8点(本日のベストスコア8.17)を出した波も狙っていた波だったので良かったです。このヒートを1番で上がらないと、2番では本戦で凄くハードなヒートに入ることになってしまうので、それを考えてやりました。今回の目標はトライアルから勝って優勝することです。」

 

プロ本戦では2本のみのライディングで1位通過を果たす。「2本しか乗れなくて、しかも技が1つしか入れられなかったので点数伸びないと思ったんですけど勝てて良かったです。残り5分でも波に1本しか載っていなかったので、心臓がバクバクいってたんですけど、決めれて良かったです。

 

松野杏莉
田中樹プロのコーチングを受ける田中塾の塾生で、まだ14歳。波のコンディションが厳しい中でも、今、自分ができることを100%やった。自分を理解しているからこその結果です。おめでとう!

「めっちゃうれしいです。自分なりに本数は乗れていたかとは思いました。コンディションは難しかったです。世界で活躍できて、みんなに凄いなって思われるようなプロサーファーになりたいです。」

都築虹帆と河村海沙コーチ

野中美波と安室丈

脇田紗良とJPSA参戦が久々の西元エミリー、ジュリ姉妹。紗良が手に持っているのは、今ハマっているという「梅ぼしシート」。激ウマです。

 

中塩佳那と池田美来
本戦R-1H-6は逆転に次ぐ逆転。放送が聞こえなかったので、上がってくるまで勝敗がわからなかった二人。結果わかって、満面の笑みでした。

 

須田那月
「前回の試合はラウンド1で負けて悔しい思いをしていたので、今回は楽しみながら試合をしていくことを目標にしていた」と見事1位でラウンドアップ。

西元エミリー
2年ぶりの試合なので、ちょっと緊張したという西元姉妹の姉エミリー。「結構ハマる難しいコンディションなので、タイミングにフォーカスしていました。今回の日本は1ヶ月前から四国に入って、3週間ぐらい練習していました。」妹のジュリとラウンドアップ。

脇田紗良
スロースタートで、自分自身ちょっと心配になって焦りも出ていたという脇田だったが、しっかりとスコアを揃えて1位アップ。「8月から拠点を宮城県の方に移して、いまはそこで生活しています。前回の試合から時間もあって、凄く良い練習も出来ているので、次はその成果を出せれるように頑張りたいです。今シーズン2連勝を目指します。」

大村奈央
アクションのできる波を見つけて大技を繰り出した大村は、3本のみのライディングできっちり勝ち上がった。「実は1週間前に腰を痛めてしまって、乗る波を気を付けようと思っていました。久しぶりの茨城で良い選手もたくさんいるんですけど、その中で自分も楽しめたらなと思っています。」

 

野中美波はまさかの4位敗退。
池田美来は2位でラウンド2へ。
TR3位HP1で本戦に勝ち上がった矢作 紋乃丞
休場 匠
辻岡 堅太朗

 

 

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JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ショートボード第3戦 -CS2-

さわかみチャレンジシリーズ
第25回茨城サーフィンクラシック
さわかみ杯 -Challenge II-

期日:9月6日(月) ~ 9月9日(木)
予備日:10日 ※プロトライアル同時開催
会場:茨城県東茨城郡大洗町 磯場ポイント