カリフォルニア州ロサンゼルス/アメリカ(2021年8月25日水曜日) – 本日、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、新型コロナによる2020年シーズンの大会休止を経て、ロングボード・ツアーの復活を発表。
今年のロングボードツアーは、カリフォルニアで「クエルボ・サーフ・ランチ・クラシック」(2021年9月29日)と「Jeep Malibu Classic pres.by Havaianas」(2021年10月3日~13日)の2つのイベントを開催する。
「クエルボ・サーフ・ランチ・クラシック」は、カリフォルニア州レモーにある有名なウェイブプールWSLサーフ・ランチで、世界最高のロングボード・コンペティターが集結。
その後、カリフォルニア州マリブのファーストポイントで開催される「ジープ・マリブ・クラシック presented by Havaianas」で選手たちは海に戻り、マリブでのWSL初のイベントとなる。
この2つのイベントのポイントは、2020年2月に開催されたヌーサ・ロングボード・オープンで獲得したポイントと合わせて、WSLロングボード・ワールド・タイトルが決定される。
ロングボードツアー・フォーマット
クエルボ・サーフ・ランチ・クラシックでは、WLTの女子トップ18と男子トップ18が、それぞれ2本のレフトと2本のライトに乗るというリーダーボード形式が採用される。
男女トップ18は、それぞれ2本のレフトと2本のライトのライディングを行い、ライトとレフトのベストスコアでリーダーボードの順位を決定。そして、上位8名のサーファーがセミファイナルに進み、更に上位2名のサーファーに絞られて、最終的に2本の波(レフト、ライト)で対決し、イベントの勝者を決定する。
「ジープ・マリブ・クラシック presented by Havaianas」のロングボードツアーフォーマットは、6つのラウンドが開催される。ラウンド1では、3人のサーファーが6ヒートを行い、上位2位までがラウンド3に進出。ラウンド1の最下位の選手は、ラウンド2の敗者復活戦へ。そこで生き残った選手は、ラウンド3で直接対決を行い、上位のサーファーが準々決勝、準決勝、決勝へと進む。
このイベントには、ロングボードツアーの男子トップ18、女子トップ18が参加予定。前シーズンはキャンセルが多かったため、これらのイベントにはワイルドカードはないが、選手のキャンセルや旅行制限により、次の順位のサーファーにスポットが回ることになっている。
今シーズン終了時のトップ10のサーファーは、2022年のロングボード・ツアーへのリクオリファイが確定するが、11位から18位までのサーファーは、リージョナルのイベントから出場権を獲得する必要がある。
またWSLは、クエルボ・サーフ・ランチ・クラシックとジープ・マリブ・クラシックの出場選手を発表。日本からは井上鷹と田岡なつみの2名が出場権を獲得している。
女子
ホノルア・ブルームフィールド(HAW)
クロエ・カルモン(BRA)
アリス・リモン(FRA)
リンジー・ステンライディ(USA)
タリー・ホワイト(AUS)
キラ・シール(HAW)
サリー・コーヘン(HAW)
ゾーイ・グロスピロン(FRA)
ケートリン・ミッケルセン(USA)
ソレイ・エリコ(USA)
ケリス・カレオパア(HAW)
オフェリー・アー・クエン(REU)
マヒナ・アカカ(HAW)
田岡なつみ(JPN)
アバロン・ガル(USA)
ソフィア・カルヘイン(HAW)
ヘイリー・オットー(HAW)
ケアニ・カヌロ(HAW)
男子
ジャスティン・クインタル(USA )
ロドリゴ・スファイアー(BRA)
テイラー・ジェンセン(USA )
カニエラ・スチュワート(HAW)
カイ・サラス(HAW)
スティーブン・ソイヤー(ZAF)
ハリソン・ローチ(AUS )
トニー・シルヴァーニ(USA )
ベン・スキナー(GBR)
エドアード・デルペーロ(FRA)
ルーカス・ガルリド・レッカ(PER)
井上鷹(JPN)
コール・ロビンス(USA )
ジェファソン・シルバ(BRA)
フィル・ラジズマン(BRA)
ジョエル・テューダー(USA )
ケビン・スクバーナ(USA )
アウグスト・オリント(BRA)