
2017年のWSL ASIA リー ジョナル・ジュニア・チャンピオンで、2020年東京オリンピックサーフィン女子で銅メダルを獲得した都筑有夢路の兄としても知られる都筑百斗(モモト)が、16日にオープンした静波サーフスタジアムで「マックツイスト」と呼ばれる、離れ技をメイクして話題となっている。
このマックツイストは、元はスケートボードのトリックで、最初に成功させたプロスケーターのマイク・マックギルから名前がついている。バックハンドで1回転半させる技に、縦回転を加えた3Dトリック。この技についてモモトがサーフメディアのショートインタビューに答えてくれた。
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誰も考えないような技に挑戦したい。
「これはマックツイストと言う技らしいです。自分でもよく分かっていなくてやっていました(笑)。最初は、ダブルグラブのフルローテーションをしてたんですが、もっと縦に回してみようと思ったらできました。」
「プールに行くことが決まってからはケビンの動画を見てました。 (kevin_schulz)。この技は一度も成功したことがなくて。海では練習していませんし、陸でも練習はしてないです。スケートボードもできないんですよ。」
今回はプールで10本くらい練習して、2本決められました。
エア系のテクニックが得意なモモトだが、これ以外にどんなエアが得意かという質問に対しては、「普段は海で、特に何が得意とか考えずに、いつもやりたいように飛んでます。今後も、形にとらわれずに自由にやっていきたいです。」とコメント。
今後、日本でエアのコンテストが行われたらという質問に対しては「誰も考えないような技に挑戦して、サーフィン業界が盛り上がるなら、優勝にとらわれないでやりたいです。」と熱いメッセージをくれた。
プローサーファーにとって今シーズンは、オリンピックこそ開催されたが、コロナの影響で海外遠征も厳しく、国内の試合も延期や中止が相次ぐ厳しい状況が続いている。そんな中でもしっかりと先を見つめて走り続ける都筑百斗。次に彼が参加するコンテストでは、みんなを驚かせるテクニックで決めてくれることだろう。彼の今後の活躍を期待したい。がんばれ!モモト!
https://www.instagram.com/momototsuzuki_mobb/
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