WSLが後半のCTイベントのスケジュールをアップデート。メキシコが8月開催へ変更、ブラジルは開催中止

メキシコのバーラ・デ・ラ・クルス (c) WSL / Rowland

カリフォルニア、ロサンゼルス(2021年6月10日木曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、9月のリップ・カールWSLファイナルズに向けた2021年チャンピオンシップ・ツアーの残りの日程をアップデートし発表した。

 

ツアー後半戦では、15年ぶりのメキシコ開催のほか、2006年以来初となる、女子が男子と一緒にタヒチのチョープーでサーフィンする

 

WSLのCEOであるエリック・ローガンは、「2021年に真にグローバルなツアーを予定することができ、大変誇りに思っています。今シーズンはハワイで幕を開け、オーストラリアでは4つのイベントが開催されました。サーファーたちは現在、6番目の開催地である「ジープ・サーフランチ presented by Adobe」のためにカリフォルニアに向かっており、その後、オリンピック出場選手は東京に移動します。」

 

2021年7月5日~7月15日に開催される予定であった「コロナ・オープン・メキシコ presented by Quiksilver」の日程は、オリンピック出場権を持つサーファーと補欠サーファーが東京へ移動し、必要な検疫を受けるための十分な時間を確保するために、当初の予定から8月10日~20日に変更された。

 

この変更に伴い、「Outerknown Tahiti Pro」の開催日が2日繰り下げられ、「リップカール WSL ファイナルズ」の開催期間は9月9日~17日となります。

 

また、イベントを安全に運営するために6月から8月に延期されていた、ブラジルで開催予定の「Oi Rio Pro」は、アスリートやスタッフ、地元コミュニティの安全を考慮して、2021年のイベントを中止することを決定。WSLは、2022年に世界最高のサーファーたちとともに、再びササクアレマに戻って来たいとコメントしている。

 

 

WSLチャンピオンシップ・ツアー・サードレッグ・カレンダー

 

ジープ・サーフランチ・プロ presented by Adobe:
アメリカ、カリフォルニア州レモー
2021年6月18日~20日

コロナ・オープン・メキシコ presented by Quiksilver:
メキシコ、バーラ・デ・ラ・クルス
2021年8月10日~20日

アウターノウン・タヒチ・プロ
タヒチ、チョープー
2021年8月24日~9月3日

リップカールWSLファイナルズ
アメリカ、カリフォルニア州ローワー・トレッスルズ
2021年9月9日~9月17日

 

 

*すべてのツアーの開催地および日程は、世界的な旅行規制を含む新型コロナウィルス関連の規制により変更される場合があります。

 

CTの次の開催地は、6月18日~20日に開催される「Jeep Surf Ranch Pro presented by Adobe」で、その模様はWorldSurfLeague.comでライブ中継されます。このイベントは、東京で開催されるサーフィンのオリンピックデビューを前に、ツアーの最後を飾るイベントとなります。

 

最新情報は、WorldSurfLeague.comをご覧ください。