オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ニューカッスル(2021年4月10日土曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、9月に開催されるリップ・カールWSLファイナルに向けて、2021年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)の最新カレンダーを発表した。
このツアーでは、15年ぶりにメキシコが加わり、女子は2006年以来となるチョープーでの試合を予定している。現在開催中のオーストラリア大会の第4戦(最終戦)の後、CTは以下のように続く予定だ。
- Jeep サーフランチプロ: アメリカ・カリフォルニア州
2021年6月25日~27日 - コロナ・オープン・メキシコ presented by Quiksilver: メキシコ、バーラ・デ・ラ・クルス
2021年7月5日~7月15日 - Oi リオプロ presented by Corona: ブラジル・サカレマ
2021年8月11日~16日 - アウターノウン・タヒチ・プロ タヒチ・チョープー
2021年8月22日~9月1日 - リップカールWSLファイナルズ アメリカ、カリフォルニア州ローワー・トレッスルズ
2021年9月8日~9月17日
*すべてのツアーの開催地および日程は、世界的な旅行規制を含むコロナ関連の規制により変更される場合があります。
「2020年初頭にツアーが中止されて以来、WSLチームはCTの再開に向けて懸命に取り組んできました。2021年のシーズンにグローバルツアーを予定できたことを誇りに思います。初開催のリップカールWSLファイナルに向けて、このようなイベントカレンダーを安全に組むことができたのは、アスリート、政府パートナー、地域コミュニティ、ファンの皆様の多大なご支援、そしてスタッフの継続的な努力とスポーツへの献身の賜物です。」とWSLのCEOであるエリック・ローガンがコメント。
ツアー担当SVP兼競技統括責任者のジェシー・マイリー-ダイアは、「選手たちがジャージを着てオーストラリアで戦う姿を見ることができて、とても嬉しいです。残りのツアーを確定できたことに興奮しています。今後のイベント、特に15年ぶりにタヒチのチョープーで女子が男子と一緒にサーフィンすることを楽しみにしています。」とコメント。
「コロナ・オープン・メキシコ presented by Quiksilver」は、2021年2月に予定されていたが新型コロナウイルスの影響で中止となった「Santa Cruz Pro」に代わるイベントとなっている。また、当初6月25日から7月9日に予定されていた「Corona Open J-Bay」と「MEO Pro Portugal」は、コロナのため2022年まで延期された。WSLは、2022年にこれらのCT開催地で再び試合を開催できることを願っている。
チャレンジャーシリーズ
エリートレベルのCTへの出場権を得るために、サーファーたちがその才能を披露する究極の戦いの場であるチャレンジャー・シリーズは、凝縮されたシーズンの中で、カリフォルニア、ポルトガル、フランス、ハワイの4カ所で開催が予定されている。
なお、新型コロナの影響により、シドニー・サーフ・プロとピハ・プロ・ニュージーランド・チャレンジャー・シリーズは2022年に延期された。WSLは、2022年にこれらの主要なチャレンジャー・シリーズの開催地で再び試合を開催できることを願っている。
各地域の最新情報やクオリファイ・シリーズ・カレンダーの詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。