アメリカ・ロサンゼルスの現地時間で3月6日、WSLの34名のサーファーと46名の家族、そして21名のWSLスタッフが、プライベートチャーター機でオーストラリアに向かった。その時の模様をWSLが公開した。シドニー到着後、ホテルにチェックインした彼らは、チャンピオンシップツアーのオーストラリアレッグが始まるまでの14日間、隔離生活を過ごさなければならい。
2021年WSLチャンピオンシップツアーのオーストラリアレッグ
- リップカール・ニューカッスル・カップ 4月1日~11日
- リップカール・ナラビーン・クラシック 4月16日~26日
- ブーストモバイル・マーガレットリバー・プロ 5月2日~12日
- リップカール・ロットネスト・サーチ 5月16日~26日
*全てのツアーの開催地と日程は、世界的な旅行規制を含む、コロナ関連の規制により変更される可能性があります。
五十嵐カノアも無事にオーストラリア入りを果たし、SNSでコメントを発表。「オーストラリアに戻ってきました。旅行は以前のようにはいきませんが、ここでの検疫で、次のいくつかのイベントの準備をしています。この美しい国への入国を許可されたことはとても幸運なことで、皆の安全を守り、手順に従うことで自分たちの役割を果たせることを嬉しく思います。」と語った。
開幕戦の行われたハワイでは5位となったカノア。今回のオーストラリアでも彼の活躍に期待したい。
また今シーズンCT女子リプレイス1番で、CT出場のチャンスがある都筑有夢路は、WSLのチャーター機に同乗して、現在は他の選手、スタッフと同じくオーストラリアのホテル検疫で自己隔離中。
一方、チャーター便の搭乗前検査で陽性反応が出たキャロライン・マークスだが、まだ試合欠場が確定したわけではないようだ。ビジネスビザをオーストラリア政府から得ているキャロラインは、約一週間後の17日までにオーストラリアに到着できれば、2週間の隔離を経て、4/1からスタートする試合に参加できる計算になる。
今シーズンはコロナの影響で試合数が少ないことが予想される中、ワールドチャンピオン候補とまで言われているキャロラインは、何としても今回の試合に出場したいと考えているに違いない。また最新情報が届き次第リポートするのでお楽しみに。
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