日本屈指のパイプライナーである、元JPSAグラチャンの小川直久が大腸がん公表 治療のためツアー出場を断念

JPSA(日本プロサーフィン連盟)の副理事長を務めるプロサーファーの小川直久が30日、大腸がんを公表。31日に開幕した「さわかみチャレンジシリーズ 一宮プロ」を欠場し、治療に専念するため今季のツアーを断念することを決めた。

 

2月には癌の摘出手術をし、現在は抗がん剤治療を行っていると、自身のSNSで、病状を告白し復活を誓うコメントをしている。

 

小川直久は、ハワイで行われる「パイプ・マスターズ」で日本人初のパーフェクト10を記録した日本屈指のパイプライナーとしても知られ、1995年にはJPSAグランドチャンピオンを獲得。49歳を迎える現役プロとしてチャージを続けている。

 

 

昨年の秋に彼の地元、鴨川で行われたJPSAの特別戦では、クオーターファイナルまで進出。笑顔で「50歳まで試合は続けたい」と元気なサーフィンを見せていた。

 

 

 

まずは、コロナ禍において医療現場で活動されている医療従事者の皆様に敬意と感謝をもうしあげます。今日は僕の体調の事をお知らせさせて頂きます。

 

去年の10月頃から体調に異変があり、検査をしたところ大腸がんが発覚しました。実はだいぶ前から僕は潰瘍性大腸炎になってしまっていて、この病気は良くなったり悪くなったりを繰り返す病気で、なかなか完治しない難病です。

 

ここ5年ほど調子が悪く、この状況の中で試合に出たりしていたので、かなり無理をした状態が続き潰瘍性大腸炎が悪化した影響でがんになってしまったようです。

 

いろいろ検査をしたところ、さいわい他の臓器には転移していませんでした。2月の前半にがんの摘出手術。手術は成功しましたが、万が一再発しない為に医師に半年の抗がん剤治療を薦められ今も治療を続けています。

 

今年のツアーは出場できませんが、復活に向けて今季は治療に専念しようと思います。絶対に治して新しい自分になり戻って来ますので皆さんそっと見守って頂けたらありがたいです!

 

小川直久

 

 

ガンを克服し、彼の1日も早い復帰を祈りたい。がんばれ!小川直久!