松田詩野が女子の最高得点12.43をマーク。JPSA2020特別戦「さわかみ チャレンジシリーズ 鴨川」

松田詩野

写真、リポート:山本貞彦 10/12-10/16(予備日17) JPSA「ショートボード・ロングボード特別戦/さわかみ チャレンジシリーズ 鴨川」は千葉県鴨川のマルキポイントで開催。DAY-4 ショートボードの本日は男子のR-2、R-3、女子のR-1まで行い、今日のスケジュールは終了。

 

男子ベスト12、女子ベスト16が決定した。

 

 

今日の会場の天候は小雨から本降り。気温も下がり、肌寒い一日となった。風はサイドオフだったものの、昼過ぎから風向きがクルクルと変わり、強く吹く。波は腰腹、セットで胸。朝一は良かったものの、上げに向かいブレイクはつながり気味に。潮回りは大潮ということもあり、午後にはバックウオッシュも入り難しいコンデイションになった。

脇田紗良
練習中に右足首の靭帯を痛めた。トレーナーと相談してテーピングで対応できると出場を決めた。ただ、歩くのも痛そうで、試合は調整モード。のはずが、キメるとこキメて1位でラウンドアップはさすがです。でも、無理せずですよ。

ABEMA 
MCのNICOさんと水野亜彩子。試合前のご挨拶で、マスクを取ってもらって写真撮影。もちろん、ソーシャルディスタンスでこちらはマスク着用、離れて撮影しております。

小川直久
R-3で河谷佐助、都筑百斗を破ってR-4進出!弟の幸男が敗退する中、ローカルの意地を見せた。本人以上にJPSAスタッフが大喜び。

囲み取材
久しぶりの大会で選手のコメントが聞けると多くのメデイアが集まった。近いですが、全員マスク着用しています。

加藤嵐
同じBEWETチームの辻裕次郎、都筑百斗の応援で会場外の正面から声援を送る。

脇田泰地、紗良、高橋みなと、浅野こなみ。会場では観戦中もマスク着用。

稲葉玲王
やはりパワフルサーフィン。一つ一つの技が大きいからダイナミック。高さもあるビッグエアー。

 

松田詩野
試合があると聞いてからは、早くゼッケンきて試合したいなぁって、ずっと楽しみにしてました。今回持って来ている2本のサーフボードは、どちらもすごく調子のいい板で、今日使った板は昨日乗っていて調子良かったので、そのまま使いました。試合があると、練習に課題を持って毎回できたりするので試合も楽しみに頑張りたいです。

 

脇田紗良
ここ最近ずっとマルキで練習していて、良い波も続いていて試合が楽しみでした。久しぶりの試合で自分のサーフィン見せれてらなと思ってました。波もある程度残って、すごく楽しく試合が出来ました。

今年の夏はずっとトレーナーさんとトレーニングをして、サーフィンしてました。練習試合とかもして本番に向けて練習していました。ウエットスーツのスポンサーも変わり、BEWETのチームとして良い成績を残せるように頑張りたいです。

 

川合美乃里
3月のオーストラリア以来の試合だったんですが、まさか日本で試合ができるとも思っていなかったので、凄く嬉しかったですし、緊張しました。今年の夏は波がなかったんですが、9月に入ってずっと波が今もあって幸せです。今年はトレーニングとかもしっかりできたので、今回の試合でその成果が出せればと思っています。

 

野中美波
見ていた時より、波が全然入ってこなくて、最初凄く焦ってしまって。凄く緊張して足もガタガタだったんで、あの波を決める事ができて良かったんです。でも最後は思い切りできれば良かったなと思います。

リラックスしてやるつもりだったんですけど、あまりにも波が来なさすぎて本当に緊張しちゃいました。普段はずっと試合の事ばかり考えてサーフィンしていましたが、この期間で楽しくサーフィンをすることができて良かったです。

 

大原洋人
ラウンド2ではオープニングで際どいバックハンド・リエントリーを決めて6.33をマーク。バックアップに5.07をスコアしてラウンドアップ。「思ったよりもクリーンで、これはいい波来るなと思いました。でも自分の乗りたい波に乗れずに試合が終わったって感じでした。

今日はメリハリのつくサーフィンがしたいなと思って 昨日のピンテールからスカッシュテールの板に変えてやりました。」ラウンド3では前半苦戦するも後半にスコアをまとめて「納得のできる試合ができた」と1位で明日につなげた。

 

稲葉玲王
R2ではスタートから7.67をスコアした稲葉。「昨日の自分のヒートの時より、今日の方が波が良くて、波数も今日の方が来ていましたね。最初の方に要らない波に手を出しちゃったんですけど、1本点数を持っていたから、後半は待ってました。2発入れば点数が出るので、そういう波を待っていました。」

R3でも「フリーサーフィンしているようだった」と得意のエアリバースをメイクし、7.40、7.47と2本のハイスコアを揃えて余裕の1位通過。

 

西慶司郎
今回は好調なサーフィンでラウンド3を1位で勝ち上がった西慶司郎。「フィニッシュが際どかったですね。フラフラってなってしまって。波に乗りすぎていて、体力的にもしんどかったです。乗る波は決めてました。

ここではあまり試合の経験がなくって、どちらかというと苦手なポイントなんですが、9月あたりから練習を始めていて、乗る波とかもその時から決めてました。この波ならこう割れてくるんだな、みたいのはわかっていました。」

 

森友二
ラウンド2では板を折るアクシデントがあったが2位で勝ち上がり、ラウンド3では見事のバックサイド・サーフィンでトップ通過を果たした。「R2で折れちゃった板は大橋海人くんに借りていた板だったので、ヤバイです。左側の波はちょっとたるくて、右側の立ってる波の方がサーフィン楽しそうだなと思って選びました。

ソウマ(平原颯馬 )とYouTubeやってますけど、ユーチューバーとは呼ばれたくなくて。ソウマはオオカミくんとか出て頑張ってますけど、自分も刺激されてサーフィンだけじゃなくて沢山のものを吸収できたらなって思っています。

 

安井拓海
ラウンド1、2を2位で勝ち上がってきた安井。ラウンド3を1位で勝ち上がった。「ヒートが始まる前に左の奥に良い波が来ていたんで、それを狙っていたんですが、5分ぐらい来なくて。みんな苦戦していましたね。

それでしょうがなく右に移動して、プライオリティとかもなかったんですけど、1本、2本乗れて、その後も最後の3本乗れてよかったです。昨日も今日も思うようにスコアが伸ばせてないんで、そこをきっちりと明日に合わせて修正するために取り組んで、明日頑張ろうと思います。」

 

田中大貴
ラウンド2をトップで、ラウンド3も2位で勝ち上がった田中大貴。「昨日は初日で緊張してガチガチだったんですけど、今日は何本か良い波に乗れ、プライオリティも上手く使えて、ヒートをリードすることが出来てよかったです。テールエンドに付ける秘密兵器ミンクシステムを使っていて、最近ハワイとかで流行っているんですけど、ドライブとかスピードが安定してくれて調子良いです。」

 

小川直久
この海を誰よりも知り尽くす小川直久がラウンド3を1位通過。「ポジションがうまくハマったのでポジション勝ちかなと思います。自分は選手であるのと同時にJPSAの副理事でもあるので、自分の地元で大会を絶対やりたいなと思って、行政の方や鴨川のサーフィン連盟の方々に相談して、なんとか開催に漕ぎ着けられたんです。

その甲斐あってみんなが喜んでくれて、活き活きとしている姿を見れて本当に嬉しく思います。自分も勝っていきたいですけど、自分が練習してきた事を発表できればいいかなぐらいの考えでいます。笑

 

脇田泰地
サーフィンは常にオンファイヤーなのでホッツです。結構波が良かったですね。バックサイドでやるよりフロントの方が有利かなと思ってました。1本目でスコアを出せて良かったです。

 

堀越力
「波がすごく良くって楽しかったですね。試合というより、ただ単にサーフィン楽しんじゃったって感じでした。本当は掘れたタイトな場所で技を入れようと思っていたんですけど、実際海に入ってみて、自分が狙っていたポジションがなかなか無かったので、瞬時に判断して技を組み立てていました。」とラウンド2を1位で勝ち上がり、ラウンド3も2位でラウンドアップ。

 

松永大輝
ビッグセットを掴みフォアハンドで本日の最高得点となるエクセレントの8.07をスコアした松永。「良い波つかめてて、いい流れでできたと思います。ボトムトゥトップを意識していました。」しかしラウンド3では惜しくも敗退。

 

都筑百斗
ラウンド2では、ビッグリエントリーを含む2マニューバーで6.33をスコアして1位通過するも、ラウンド3では惜しくも4位で敗退となった。

 

大音凛太
「ヒートが始まる前は波がたくさん来てたのですが、ヒートがスタートしたら急に波が来なくなってしまったので、波を待つ作戦に切り替えました。」という作戦が功を奏した大音だったがR3では終了間際に逆転されて悔しい敗退となった。

 

安室丈
「朝の波はアウトサイドがたるくて、インサイドで掘れて来てそこで大きな技を決める感じなんですけど、それが上手くいきました。」ラウンド2を1位でアップした安室だったがR3では惜しくも敗退。

大村奈央
今年3月に入籍し、結婚後初のヒートを戦った大村。前半は
ヒートをリードし最後に野中美波に逆転されるも2位でラウンド2へ勝ち進んだ。

金沢呂偉
西 優司
児玉 椋
都築 虹帆
川瀬 心那
髙橋 みなと
渡辺 愛
大矢 ひいな
池田 美来
庵原 美穂
浅野 こなみ
鈴木 姫七 

 

明日10/16(金) はいよいよファイナルデイ。波も十分に残りそうで見応えのあるファイナルデイとなるだろう。AM6:00選手集合。

 

 

ショートボードヒート表
ショートボード日程:10/14(水)~10/16(金) 予備日:10/17(土)

 

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JPSAオフィシャルサイト:http://www.jpsa.com/

 

 

 

ライブ中継はこちら

10/16(金)06:30-18:00 DAY5 ショートボード
https://abema.tv/channels/world-sports-1/slots/F2b1VHoHfktY23