ジョン・ジョンは膝の手術が成功。リハビリ中のコロヘ・アンディーノ含め満身創痍のUSAチームはどうなる?

2度のWSL世界チャンピオンであり、アメリカ代表として東京オリンピックへの出場権を持っているジョン・ジョン・フローレンス(HAW)。ご存知の通り、CTの第4戦である「ブーストモバイル・マーガレットリバー・プロ pres.by コロナ」のラウンド16のヒート中に、波のエンドセクションで左膝を痛め、残りのオーストラリア戦を全て棄権した。

 

「去年と同じ膝ではないので良かったですが、今年の夏にはオリンピックが控えているので、しっかり治して強くなることに集中したいと思います。」と治療のために帰国。そして、昨日自身のインスタグラムで手術が無事に終了したことを報告した。

 

 

 

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「目覚めたら、医師から可能な限り、全てが上手くいったという報告を受けました。僕が受けた手術で、考えていたよりも早く完全な状態でサーフィンが出来るようです。

 

オリンピックには出場が可能であることを知って、本当にモチベーションが上がっています。本当に嬉しいですね。絶対に実現するために、できる限りのことをするつもりです!」とジョン・ジョンがコメントした。

 

 

 

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東京オリンピックを2ヶ月半後に控え、アメリカチームは、いくつかの大きな問題を抱えている。フローレンスは、復帰に向けて前向きな姿勢を見せている。一方、コロヘ・アンディーノは、足首の捻挫により、チャンピオンシップ・ツアーのオーストラリア大会を欠場した後、4月に足首の手術を行って回復過程にある。

 

USA Surfingのメディカル・ディレクターであるケビン・ディーンは、WSLメディカル・ディレクターのウォーレン・クレイマー博士、整形外科医のエリック・ホーン博士と協力し、エリート・サーファーと膝や足首の怪我の問題との関係をより深く理解してきた。

 

彼らの研究によると、世界最高のサーファーには、膝と足首の怪我が最も多いことがわかった。膝の怪我は怪我全体の29%、足首の怪我は22%を占めている。これは、同じ病気である肩、腰、背中などを含む他のすべてのケガの合計よりも多いのだ。

 

ディーン、クレイマー、ホーンの報告によると「サーファーが利き足である後ろ足からドライブすると、膝を横に倒してボードに押し付けるため、MCL(内側側副靭帯)に過度のストレスがかかる」という。

 

「今回の研究では、足首の損傷の71%が捻挫で、52%が高位足関節捻挫。このタイプの損傷は、足の甲が脛骨に向かって力強く突き上げられたり、足首の下で足が横方向に捻られたりしたときに起こり、エアーやフローターで着地するときによく起こります」と続けている。

 

東京オリンピックの開会式は、2021年7月23日(金)。フローレンスとアンディーノの2人は、それに間に合うように準備をしているが、アメリカチームは、2人が出場できない最悪のシナリオにも備えている。それがどのようなものかは発表されていないが、無事に二人が復活して、日本の海でサーフィンのオリンピックが開催されることを願うしかない。

 

 

https://www.worldsurfleague.com/posts/470942/florence-undergoes-successful-surgery-sets-sights-on-olympics