日本サーフィン連盟は、第55回全日本サーフィン選手権大会の開催地であった愛知県田原市での開催見送りを決定

2019年に第54回大会が行われた高知県東洋町 生見海岸での開会式。photo:NSA

一般社団法人日本サーフィン連盟は、2021年8月21日から28日まで、愛知県田原市で開催が予定されていた「第55回全日本サーフィン選手権大会」の開催見送りを4月28日、オフィシャルページで発表した。

 

開催見送りの理由は、今回の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の発出に伴い、地元関係者からの大会開催に関する意見が多く寄せられたため。苦渋の決断で田原市での全日本選手権大会の開催を見送ることとした。

 

昨年は、全日本サーフィン選手権大会を中止とした日本サーフィン連盟だが、今年こそは代替えの開催地を見つけ、日程、実施方法等を調整して開催を目指したいとしている。

 

既に支部予選を行ったり、準備が始まる中で、日本サーフィン連盟では、2021年度版「コロナ禍での支部予選等大会開催マニュアル/対策ガイドライン」を作成し配布するなど、安全・安心な大会開催に向けて対策を実施してきた

 

2016年にも田原市では全日本が開催された。photo:NSA

 

アマチュアサーファー・ナンバーワンを決定する「全日本サーフィン選手権大会」は日本で最も伝統と権威あるサーフィン大会として、過去50年以上にわたり全国各地で開催されてきた。コロナ禍ではあるが、1日も早く開催地が決まり、大会が無事開催されることを願う。

 

コロナ禍での大会開催マニュアル/ガイドライン
NSA支部予選等コロナ対策チェックシート
感染症予防のための問診票フォーマット
大会イベントガイドラインポスターA3

 

 

 

 

拝啓 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

さて、8月に愛知県田原市で予定しています全日本選手権大会ですが、今回の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の発出に伴い地元の皆様や関係者から大会開催に関して、多くのご意見をいただきました。

 

そこで、日本サーフィン連盟では開催予定地の地元の皆様に配慮し、田原市での全日本選手権大会の開催を見送ることと致します。

 

全日本選手権大会は開催地、日程、実施方法等を調整して開催を目指していきます。

 

各支部の皆様におかれましては、既に支部予選の開催を行っている支部、近日中の開催を予定している支部など、全日本選手権大会へ向けて準備を進めている中、ご迷惑をお掛け致します。

 

連盟としましては新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、大会が可能な方法で開催をしたいと考えておりますので、新しい大会概要が決まりしだい改めてご案内申し上げます。

 

皆様にはご心配をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

 

 敬具

一般社団法人日本サーフィン連盟

理事長 酒井厚志

 

一般社団法人日本サーフィン連盟 事務局
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