松田詩野がサーフラインに登場。 オリンピック最終予選に向けた、日本代表選考についての再確認

5月29日から6月6日まで、中央アメリカのエルサルバドルで開催される「サーフシティ・エルサルバドルISAワールドサーフィンゲームス」開幕まで1ヶ月となったこのイベントは、東京オリンピックの出場資格をかけた最終予選となり、残りの女子7名、男子5名の枠が決定する。

 

 

一方で、東京に設置される選手村から離れているサーフィン会場の千葉県一宮町をはじめ、地方の競技会場や事前合宿地での検査態勢の整備など、選手へのコロナ対策の難しさが改めて浮き彫りになっていることがニュースで報道された。

 

大会開催への否定的な見方がある中で、開幕まで100日を切り、安全に大会を開催するための道筋を国民に示すことができるのか。刻一刻と時が近づい来ている

 

 

 

そんな中で日本サーフィン連盟は、最終予選が行われるEL SALVADOR(エルサルバドル)の大使館を表敬訪問するなど、着々と準備を始めている。

 

その波乗りジャパンの一員としてエルサルバドルで戦う松田詩野が、アメリカ・カリフォルニアに拠点を置く世界最大のサーフィン波情報サイトである「サーフライン」に於いて、ブラジルのカメラマンで日本の雑誌でもおなじみのペドロ・ゴメスによってハワイで撮影された映像とともに紹介された。

 

サーフラインは「現在のサーフィンの世界的な舞台では、彼女はまだ比較的知られていません。しかしオリンピックが始まる時には、その状況は一変。どのような素晴らしい波に乗ったよりも、オリンピックというものが彼女たちの知名度を高めることになるでしょう。」とサーフィンのオリンピックに触れながら松田を紹介している。

 

オリンピック日本代表選考について

 

いよいよ迫ってきた東京オリンピック。現段階でオリンピック日本代表候補は男女合わせて6名、男子は五十嵐カノア、村上舜、大原洋人、女子は都筑有夢路、松田詩野、前田マヒナ。

 

サーフィン競技の場合、各国、最大で男子2名、女子2名まで出場できる枠があり、この6名の中から日本代表が決定する。

 

男子はCT枠の五十嵐カノアが、エルサルバドルに出場することで確定することになっている。

 

村上舜で内定ではあるが、このエルサルバドルで大原が男子全体順位5位に入れば、大原が代わり代表になる。

 

女子の内定は松田詩野。女子は枠が2枠残っているため、都筑もしくは前田のどちらかが女子全体順位7位に入れば、松田とその選手が代表になれる。

 

しかし、都筑と前田の2名がこのエルサルバドルで上位7名に入った場合、その2名にオリンピック出場権が与えられる。また、都筑と前田の2名が7位までに入らなければ、日本の女子の出場枠は1名となり、松田詩野のみの出場となる。

 

 

<2021 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games>

日程:5月 29日(土) – 6月6日(日)

開催地:La Bocana & El Sunzal, El Salvador

2021 ISAワールドサーフィンゲームス

日本代表選手

【Men】

五十嵐カノア、大原洋人、村上舜

【Women】

都筑有夢路、前田マヒナ、松田詩野

 

https://www.surfline.com/surf-news/introducing-japanese-olympic-qualifier-shino-matsuda/118715