田中英義が、5月のJPSAツアー開幕に向けてトレーニングを再開!「最年長チャンピオン」を目指す。

当時の最年少プロとして14歳という若さで華々しいデビューを飾った田中英義も今年、プロ20周年を迎える。20才でJPSAグランドチャンピオンを獲得。25歳で再び日本のチャンピオンに返り咲き、日本を代表するトッププロとしての地位を固めた。

 

 

 

昨年はYouTubeをスタートして多芸を披露。多くの人に慕われる彼のチャンネルは人気を集めたが、自分の思い描いていたものとのギャップに苦しんだ。そんな田中英義もベテランサーファーとして、新しい一歩を踏み出す決意をした。

 

プロ20年という節目の年に、田中英義は競技生活を残り2年とし、「最年長グランドチャンピオン獲得」に向けて、最後の挑戦をはじめることを自身のSNSで公表した。

 

 

 

 

今回公開された映像では、サーフィンのトレーニングとして3年ぶりに柔術を再開したことを報告。「一番最高な自分を見せて競技を去ることが目標だったんですが、今もう一度グランドチャンピオンを取りたいという思いが芽生えました。最年少(当時グラチャン最年少)に始まり、最年長に終わる。あと2年、最後は自分を出し切りたい」と語った。 

 

 

田中英義

 

和製アンディ・アイアンズと呼ばれるクールでスタイリッシュな彼のサーフィンのファンは多い。「試合は相手と対峙するだけでなく、シンプルな自己対峙。何かと向き合う事で、自然と自分自身と向き合えて、そこから自分と言う軸を創れていける」という田中英義。

 

「サーフィンのスキルを上げていく事にも本気で挑戦する。愛を持って、死ぬ気で働き死ぬ気で生きる。」

 

日本のプロサーフィンを盛り上げたいという気持ちが強いと語る田中英義は、「激しい試合をして語り継がれる様な作品を創りたい。」とそれを作品と呼ぶ。彼にとって重要な事は、勝ち負けよりも、そこでどんな戦いを見せ、試合を盛り上げるかだった。

 

「俺はこんなはずじゃないし、もっとできる」 2021年は、それを確かめる年にしたいと言う。自分の闘争本能を燃やせて表現できる場がある事に感謝し、最後の戦いに挑戦する田中英義。今年の田中英義は絶対に注目だ。

 

 

田中英義がサーフィンの事で自分が思ったことを書き記した「Hideyoshi_surf_note」は必見です。