アボカ・ビーチ、セントラル・コースト・ニューサウス・ウェールズ州/オーストラリア、2021年3月7日(日):アボカビーチで開催されていたWSL-QS3000イベントである、Vissla NSWプロ・サーフ・シリーズ第4戦「Vissla & Sisstrevolutionセントラルコーストプロ」が終了。マット・バンティングとモリー・ピクラムが見事勝利を手にした。
シリアスな海の知識が必要とされたこの日、アボカビーチで開催された「Vissla & Sisstrevolutionセントラルコーストプロ」のファイナルデイでは、モリー・ピクラムとマット・バンティングが堂々の優勝を飾った。ファイナルデイはアウターバンクに4フィートから10フィートの波が押し寄せ、サーファー達はセミとファイナルの全てのヒートでビッグスコアをマークした。
女子のファイナルでは、モリー・ピクラムとメイシー・キャラハンというセントラルコースト出身者の2名が激突。何度もリードが入れ替わるハイスコアのファイナルで、7.53と7.43の2本の強烈なライディングで14.96のヒートスコアをマークしたピクルムが勝利を手にした。
18歳のピクラムにとって今回の試合は、セミファイナルではベテラン選手のサリー・フィッツギボンズ、ファイナルではチャンピオンシップツアーサーファーのキャラハンを撃破した素晴らしい勝利となった。
「メイシーやサリーのようなチャンピオンシップツアーのサーファーを相手にしたサーフィンはとてもエキサイティングだし、地元の観客の前で勝てたことは最高の気分です」とピクラムが言った。
男子のファイナルでは、マット・バンティングとジェイコブ・ウィルコックスが対戦。西オーストラリア州のジェイコブ・ウィルコックスがスタートから7.4の強烈なライディングを披露し、ファイナルの大半をコントロール。しかしポートマッコーリーの元チャンピオンシップ・ツアーサーファーであるマット・バンティングが最後の2分で7.9をスコアし、大逆転優勝。イベント2連勝を飾った。
「ファイナルは素晴らしかったし、ウィルコックスのオープニングは素晴らしかったので、ウィルコックスに勝つためにはハードに戦わなければならないと思っていた。ここでまた優勝できて最高の気分です」と語った。
リーフ・ヘイズルウッドは準決勝でバンティングに敗れ、バイロンベイの新進気鋭のカイアス・キングは準決勝でウィルコックスに敗れ3位タイでフィニッシュとなった。
今回のイベントは、ソリッドな波に恵まれた素晴らしいイベントとなり、関係者はWSLプロサーフィンが再開されたことを喜んだ。
そして、いよいよ4月1日からはニューカッスルのメレウェザービーチで、WSLチャンピオンシップツアーがキックオフされる。そちらの最新情報もアップデイトとしていくのでお楽しみに。
2021年Vissla NSWプロサーフシリーズイベントスケジュール
イベント1:グレート・レイクス・プロ、ブーメラン・ビーチ
2021年2月16日(火)~19日(金)
イベント2:ポート・スティーブンス・プロ、バーウビ・ビーチ
2021年2月21日(日)〜23日(火)
イベント3:マッドメックス・マロウブラ・プロ、マロウブラ・ビーチ
2021年2月26日(金)〜28日(日)
イベント4:Vissla セントラルコーストプロ、アボカビーチ
2021年3月2日(火)~7日(日)
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mqs/3648/vissla-central-coast-pro