ディラン・モファットとインディア・ロビンソンがQS1000マッドメックス・マロウブラ・プロで優勝

優勝したディラン・モファットとインディア・ロビンソンCredit: WSL / Ethan Smith

マルーブラ、ニューサウス・ウェールズ州/オーストラリア(2020年2月28日(日) – ディラン・モファットとインディア・ロビンソンは、マルーブラ・ビーチのスモール・コンディションで行われた、2021年WSLクオリファイング・シリーズ(QS1000)マッドメックス・マロウブラ・プロで優勝した。

会場となったマロウブラビーチ WSL / Ethan Smith

 

優勝したモファットは、マッドメックス・マロウブラ・プロで、まるでロケットを背負っているかのようにデッドセクションを難なく飛び回り、厳しいスモール・コンディションでもジャイアントターンを何度も披露していた。

 

ノーザンビーチ出身の地元のモファットは、昨年末に行われた、オーストラリアン・オープン・オブ・サーフィン・シリーズで優勝した勢いを再び取り戻したようだ。

 

ディラン・モファット WSL / Ethan Smith

 

モファットは、WSL QSレッグでの好成績でフィニッシュすることを目指し、この勢いのまま次のヴィスラ・セントラル・コースト・プロに挑む。マロウブラでの勝利はモファットにとってQS初勝利となる。

 

ディラン・モファット WSL / Ethan Smith

 

「2020年の終わりに優勝できて、このイベントに参加して再び優勝することができて、とてもうれしく思います。努力が報われているような気がします」とモファットは言った。「ソリと大きな波をトレードオフできたら最高だったと思います。私は彼をとても尊敬しているし、彼とファイナルを戦うことができたことはとても素晴らしいと感じています。」

 

優勝したインディア・ロビンソンCredit: WSL / Ethan Smith

 

女子では、インディア・ロビンソンが優勝。ポート・スティーブンス・プロでは、セミファイナルで敗退したが、マロウブラでは誰にも止められないほどの勢いがあった。ロビンソンは全てのヒートで輝きを放ち、常に2ウェイブのヒートトータルで13ポイント以上を記録。今回の優勝は彼女にとって、2018年のフィリップアイランド・プロ以来、初のメジャーQS優勝となった。

 

「特にこのコンディションで勝てて、この結果には本当に嬉しいです。」とロビンソンは言った。「小波は得意ではないので、このようなコンディションで優勝できたことは、セントラルコーストに向けて大きな自信になりました。」

 

惜しくも準優勝となったのは、ソリ・ベイリーとソフィー・マックロック。セミファイナルでディミティ・ストイル、ケフ・バトラー、フィリッパ・アンダーソン、カラニ・ボールが惜しくも敗退となった。

 

また、今回の大会には相澤日向と馬庭彩が出場。相澤はラウンドオブ32で敗退。馬庭彩は惜しくもラウンド1で敗退となった。

 

来週は、WSL-QS3000イベントのVissla NSWプロ・サーフ・シリーズ第4戦「Vissla セントラルコーストプロ」が3月2日(火)~7日(日)までアボカビーチで開催される。

 

 

2021年Vissla  NSWプロサーフシリーズイベントスケジュール

イベント1:グレート・レイクス・プロ、ブーメラン・ビーチ
2021年2月16日(火)~19日(金)

イベント2:ポート・スティーブンス・プロ、バーウビ・ビーチ
2021年2月21日(日)〜23日(火)

イベント3:マッドメックス・マロウブラ・プロ、マロウブラ・ビーチ
2021年2月26日(金)〜28日(日)

イベント4:Vissla セントラルコーストプロ、アボカビーチ
2021年3月2日(火)~7日(日)

 

 

https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mqs/3645/mad-mex-maroubra-pro