2月17日、一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(JPSA)は、横浜で開催されているインタースタイル展示会のプレゼンテーションルームにて、2021年度JPSAツアーについて記者会見を行った。
今年度、JPSAは創立40周年。その節目となる記念すべき年にツアースポンサーとして「さわかみグループ」との契約を正式発表。2021年度全てのツアーの冠として「さわかみグループ」がバックアップすることとなった。
各個別の大会日程等のツアースケジュールは3月中旬を目処にJPSA公式サイトで発表となる。その他スポンサー協賛各社とは調整中ではあるものの、ショートボード、ロングボードを合わせて、年間で10戦前後を行う予定だ。
今回、ツアースポンサーとなった「さわかみグループ」は東日本大震災後の復興として2013年からJPSAの大会協賛を始め、毎年、茨城で大会スポンサーとしてサポートを続けている。
昨年、このコロナ禍で世界中のサーフィンの大会がキャンセルとなる中、JPSAは他団体に先駆け10月に千葉県鴨川で特別戦を開催。サーフィンの火を消さないための協力に名乗り出たのも、この「さわかみグループ」でありJPSAとの信頼関係は厚い。
日本プロサーフィン連盟理事長の細川 哲夫氏は
2021年度JPSAの冠ツアースポンサーとして、この度、「さわかみグループ」様と契約することができました。JPSAにとって、選手にとってもとても嬉しいことです。
選手たちの練習の成果を見せられる場所が、昨年は一度しか無かったんですが、その昨年度の特別戦も「さわかみグループ」様のご協力で開催することができました。
今回の契約で選手の活躍の場を「さわかみグループ」様の協力の元、2021年度はしっかりとしたツアーを組むことができます。今年度は10戦前後行う予定です。ショート、ロングともツアー戦として、今年はグランドチャンピオンを選出することができます。
本当に「さわかみグループ」様には感謝しております。ありがとうございました。
さわかみグループ代表の澤上 龍氏は
今年度、JPSA様へのスポンサーということで、手を挙げさせていただきました。実は、お付き合いさせていただいたのは2013年からです。2013年と言うと、東日本大震災の後、原発問題で日本人が海に囲まれているにもかかわらず、海離れが進んでしまいました。
当然ながらサーフィンもそうでしたが、海に関係する、例えば、釣り、海沿いの飲食店など、いろんなところで打撃を受けたと思います。私たちはそれでも海と一緒に暮らさなくてはいけない。
当時からサーファーとして、またはJPSAとして、こういうことができるのではないかという、ひたむきな姿勢に惹かれて、それ以来、応援させていただいております。
今回は2021年ということで、当時、東日本大震災の後の原発問題に遠からずだと思いますが、コロナウィルスということで、日本人、または世界の人たちの移動だとか、行動制限がかかっています。
海に囲まれた日本の中で、海のスポーツ及びこの「スポーツ」で世の中を盛り上げていかなくてはいけない、という日本プロサーフィン連盟の想いに打たれました。
何とかしてこの一年、厳しい環境かもしれませんが、選手と一緒に、また日本を盛り上げていかなければと、改めて年間スポンサーという形で、契約させていただいた次第であります。
この模様は明日18日の15時45分よりインタースタイルのオンラインサイトで動画配信します。https://online.interstyle.jp
JPSAホームページ
https://www.jpsa.com/
さわかみグループ
https://sawakami.com/