ヨーロッパを中心に人気のスポーツであるリバーサーフィンをルーツにもつ人工サーフィン施設「citywave」のテクノロジーを使った施設がハワイ・オアフ島に建設されることが発表された。
ハワイ・オアフ島ウエストサイドのエヴァビーチにある、ホアカレイ・リゾートのワイカイ・ウォーターフロントを開発するWai Kai コマーシャル・デベロップメントLLCは、ホアカレイ・リゾートのレクリエーション&エンターテイメントの中核となるアトラクション「ザ・ラインナップ」の建設が進行中であることを発表した。
その中の「citywave」のテクノロジーを使った「Wai Kai ウェイブ」と呼ばれるサーフィン施設は、3つのサーフエリアがあり、幅100フィートという世界最大のサイズ。2021年4月にオープンを予定しているアメリカ・ワシントン州の「レイクサイドサーフ」の倍の規模となる。
元世界ランク2位のサーファーであり、レッドブルのハイパフォーマンスサーフコーチでもあるシェーン・ベッシェンと息子のノアとのコラボレーションにより誕生した「Wai Kai ウェイブ」は、大会も計画されており、今後の動向に注目していきたい。
以前からウエストサイドにはウェイブプールの建設話が浮上しており、ビッグウェーブサーファーでハワイアン・レジェンドであるブライアン・ケアウラナが、オアフ島の西側にあるカラエロアにある19エーカーの空き地の開発許可を得ていた。プロジェクトが承認されれば、5エーカーのウェイブプールのほか、スケートパークなどが建設される予定だったが、コロナの影響かHPhttp://honokea.com/のニュースは更新されていない。
また、オアフ島ウエストサイドのカポレイには、ウォーターパーク「ウェットアンドワイルドハワイ」があり、そこにはアトラクションの一つに、フローライダーもある。ハワイでウォーターパークなんて利用するのかと思いきや意外と混雑している人気の施設である。
2021年3月には、東カポレイとアロハスタジアムの間で運行を開始する噂の「ホノルル・レール・トランジット(Honolulu Rail Transit)」(アラモアナが終点)もあり、今回の施設も完成した暁には混雑は必至となるのだろうか。
コロナの影響でハワイ旅行が楽しめるようになるのも、まだ少し先になりそうだが、「Wai Kai ウェイブ」は2022年のオープンを予定している。