史上初となるエリートレベルのコンペティション・ロングボーディングが、サーフランチで開催される。この「The Cuervoサーフランチ・クラシック」はロングボードカルチャーの豊かな歴史を融合させた最先端のテクノロジーでサーフィンを楽しむイベントだ。
サーフランチで開催されるイベントは現地時間の10月2日に行われるが、10月18日に映像が公開予定。 ライフスタイルとインタビューのコンテンツを織り交ぜながらの構成となるため、試合だけの映像にならないところもロングボーダーには魅力的だ。
出場選手はダクトテープなサーファー達で、彼らがサーフランチの波でどんな演技を見せてくれるか今から本当に楽しみだ。
ジョエル・チューダーやカシア・ミドーといった人気のサーファーが登場することでも話題となっている今回のイベント。世界で最もスタイリッシュなサーファーたちが、2月のヌーサロングボードオープン以来、初の公開試合。そして、これらのアスリートたちが、今後ロングボードツアーにどのようにアプローチするかについての話も聞けそうだ。
イベントは10月2日に開催されるが、全てを1時間に編集されたものがWorldSurfLeague.comとFox Sportsで10月18日日曜日の午後2時(PT)日本時間日本時間の 2020年10月19日月曜日の朝6時に放送される。
フォーマット:
男女それぞれ6人のアスリートで構成され、個々に演技をしていく方式。競技は3人のヒートで始まり、オープニングラウンドの1位と2位のアスリートが準決勝に進む。準決勝ヒートのそれぞれの勝者は、決勝を戦う。
男子:
カニエラ・スチュワート
ジョエル・チューダー
テイラー・ジェンセン
ジャスティン・クィンタル
ケビン・スカヴァーナ
アレック・スノスト
(代替)*カイ・サラス
(代替)*デイビット・アギラール
女子:
ソレイユ・エリコ
アバロン・ギャル
ホノルア・ブルームフィールド
ケリス・カレオパア
リンジー・スティンリーデ
カシア・メドー
(代替)*キラ・シール
(代替)*レイチェル・ティリー
賞金:
このイベントはチャリティーイベントで、優勝者の裁量により、Stoked Mentoring、Native Like Water、またはSurfrider LA-One Watershed Programのいずれかに、勝者の名前で寄付が行われる(男女共5000ドル)。
3つのスペシャル・コンテスト
上記のコンテスト形式に加えて、このイベントには3つのスペシャル・コンテストが行われる。
ペアを組んで、二人のサーファーが同時に1本の波に乗る「シェアードウェイブ」ノーズライドの時間を競う「タイムドノーズライド」。これはノーズの難易度でも点数が加算される。
「アガベボードセッション」は、カスタムメイドのアガベウッド・サーフクラフトに乗ったセッション。サーフボードブランクスは、100%再生されたリュウゼツランの木から作られ、ウェイン・リッチとブリット・メリックのハンドシェイプボード。サーフボードは、1959年にポリウレタンフォームが発明される前は、木で作られており、このセッションは、伝統的な製法で作られたサーフボードでサーファーがサーフィンのルーツにコネクトする楽しいセッションとなるだろう。