アボカビーチ、セントラルコーストNSW / AUS(2020年2月28日、金曜日)がオーストラリアのアボカ・ビーチで開催中のWSL男女QS3000イベント「Vissla & Sisstrevolution セントラル・コースト・プロ」は大会4日目。
本日は2フィートのスモール・コンディションで女子のラウンド3からスタート。その後、男子ラウンド4がH12まで行われた。
女子のラウンド3からはCTサーファーなどのトップシードが登場。H4の脇田紗良はスタートから果敢に波を掴み、ヒートをリード。ヒート後半にスコアを上げるも逆転されて2位へ。しかし、ラストウェイブで5.27をスコアしてトータル10.94をマーク。大逆転で1位でラウンドアップ。
H6の川合美乃里は、ファーストウェイブからフォアハンドで角度のあるリエントリーをメイクし6.33をスコア。ヒートは終始バックアップを探し続けていた川合だったが、最後までヒートをリード。ラストウェイブでヒートベストとなる6.57をスコア。スムースなレールゲームで1位で勝ち上がった。
H8の松田詩野は、CTサーファーのブリーサ・ヘネシーらと対戦し、後半まで4位を強いられる厳しい展開。残り時間10分で得意のフォアハンドでカービングのコンビネーションを見せて4.07をスコア。2位に浮上。しかしヒート終盤にウィリアムズに逆転され3位を強いられる。残り1分を切りラストウェイブをつかんだ松田は、5.83をスコアして大逆転。2位でラウンドアップを決めた。
H14の黒川日菜子のヒートは、ハワイのケアラ・トモダ・バナートがエクセレントの8.33を6.03でバックアップ。圧倒的な強さを見せる。黒川は5.93をスコアするも、もう1本が見つけられず追い込まれていた。しかし終了間際に5.23をスコアして大逆転。見事2位で明日のラウンド4へつなげた。
H3の橋本恋は、グッドスコアを2本揃えて2位をキープ。しかしヒート後半に逆転されて惜しくも敗退。 H12の大村奈央は、スローな展開の中で優先権を持って波を待ち続ける。ヒート終盤に2位となるも終了間際に逆転されて惜しくも敗退。 H15の西元エミリーも惜しくも3位で敗退となった。
女子の後に行われた男子では、トップシードが登場するラウンド5で西慶司郎はヒート1、村上舜はヒート5に登場。しかし、どちらも4位で惜しくも敗退となった。一方でインドネシア人の父と日本人の母を持つハーフである和井田理央(IDN)は、ラウンドアップを続けている。
女子R5ヒートはH2脇田紗良、H3川合美乃里と松田詩野、H8黒川日菜子。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/mqs/3283/vissla-central-coast-pro
https://www.worldsurfleague.com/events/2020/wqs/3287/sisstrevolution-central-coast-pro