
2018 WSLビッグウェイブ世界チャンピオンで、4度のJAWSチャンプのビリー・ケンパーがInstagramにモロッコの病院のベッドの上で撮影された写真を投稿した。この1週間ほど、彼はルーク・デイビス、コア・スミス、ローカル・チャージャーのジェローム・サヒュンと巨大な波と恐ろしい死のスラブを追いかけて旅に出ていた。
そのスウェルは、ナザレ・トー・サーフィンチャレンジが開催されたもので、モロッコにもビッグウェイブをもたらした。そこで、ケンパーが予期せぬワイプアウトで、右腰に重傷を負った。
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「昨日、最悪のアクシデントにあって、愛とサポートに圧倒された。自分のために色々動いてくれたジェローム・サヒュンに感謝したい。これまで以上に強くなってカムバックします。」と彼はコメントした。
北アフリカのスラブをサーフィンしていたケンパー。彼がワイプアウトした時にボードや彼自身がリーフに打ち付けられたかなどは不明だが、彼は何が起こったのか正確に多くを思い出すことができず、ブラックアウトしていたのかもしれない。
回復に向かっているケンパーは現在、最終診断を行うアメリカに戻るための医療輸送を病院で待っている。
怪我の回復に必要な時間は現時点ではまだ不明だが、ケンパーなら怪我を克服し超人的な回復力で復活できるはずだ。彼の早いカムバックを願いたい。
毎年、このような病院送りのニュースが入ってくる。ビッグウェイブ・サーフィンにおいて限界を追い求めることが大事故につながってしまう。だから彼らはサポートするジェットスキーなどの装備を万全にし、大波にも負けない体と心のトレーニングを怠ることなく日々を過ごしている。その大波を克服した時の喜びを得るために。しかし一歩間違えば命に関わる危険と隣り合わせであることを忘れてはならない。
https://www.instagram.com/billykemper/