マウイ島のビリー・ケンパーがWSL-BWT第2戦「ジョーズ・チャレンジ」でキャリア3度目の勝利

優勝したビリー・ケンパー PHOTO: © WSL / Hallman

ピアヒ、マウイ/ハワイ(2018年11月27日火曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)男子ビッグ・ウェイブ・ツアー(BWT)第2戦「ジョーズ・チャレンジ」で、マウイ島のビリー・ケンパーがキャリア3度目となるジョーズでの勝利を手にした。

 

2018 Jaws Big Wave Tour Wipeouts

 

昨日女子を行い、男子のラウンド1の1ヒートを行ったのみで中断となっていたコンテストは、本日ラウンド1のヒート2から再開。ファイナルでケンパーは、カイ・レニー(HAW)との接戦を戦い抜き、よりエキサイティングなパフォーマンスで勝利をつかんだ。

 

Men’s Jaws Challenge – Round 1, Heat 1 – Kemper vs Baker vs Botelho vs Bierke vs Hipwood vs Healey

 

これはケンパーにとって、ホームグラウンドでの3度目のビッグウェーブツアー・ビクトリー。最もヘビーな波を見つけて、バレルにチャージしたケンパーは、23.84のヒートトータルで勝利した。

 

Men’s Jaws Challenge – FINAL – Kemper vs Lenny vs Rothman vs Baker vs Layer vs Larronde

 

「昨日は多分サーフィン・コンペティションの中で最もラディカルな日だったと思う。そして、僕はあの日にキックオフでき、最後に優勝することができて本当に嬉しい。」と、ケンパーは言った。

 

「1ヵ月半前、僕は、この冬にサーフィン出来るか不安に思って、MRIを撮ってもらうためにロサンゼルスにいた。僕はお尻の関節唇と外転筋が損傷していたので、カヘア・ハートと自分の栄養士と4ヵ月間ずっとトレーニングしていたんです。」

 

「今年にすべてをつぎ込んで、今年の終わりまでに再びサーフすることができるかどうかは微妙でした」とケンパーは続けた。「私のチームが自分をここに戻してくれたんです。自分だけではこれは成し得なかった。自分の家族にも本当に感謝しています。」

 

ビリー・ケンパー PHOTO: © WSL / Hallman

 

「私のスポンサーになってくれた一人一人が、私をサポートしてくれたんです。」とケンパーは付け加えた。「数年前にスポンサーはいなかったし、このイベントではワイルドカードだった。そこで優勝できましたが、自分は優勝するまで絶対に試合は続けると自分に言い聞かせていたんです。それがここでサーフするたびに目標となっていて、その目標は最初から変わりません。このために血と汗と涙の努力をした。それが自分の誇りと喜びなんです。」

 

ビリー・ケンパー(HAW)は、オアフ島ノースショアのサンセットで開催されている「VANワールドカップ」のために飛行機に飛び乗った。彼の戦いは続くのだ。

 

 

ジョーズ・チャレンジ:結果
1-ビリー・ケンパー(HAW)23.84
2-カイ・レニー(HAW)23.56
3-アルビー・レイヤー(HAW)17.40
4-タイラー・ラロンディ(HAW)16.06
5-グラント・ベイカー(ZAF)8.10
6-コア・ロスマン(HAW)2.19

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mbwt/2887/jaws-challenge