ジンズン・ハーバー、台東/台湾(2019年12月2日月曜日)2019台湾オープン・ワールドロングボード・チャンピオンシップは、大会2日目までが終了。
新しいフォーマットで再出発を果たしたWSLワールドロングボードツアーは、今年ここまでに3つのイベントを開催。世界ランキングが設定され、男女トップ24が最終イベントの「台湾オープン」に先立って決定され、その選手たちによって最終戦が行われロングボードの世界チャンピオンを決定する。
WSLワールド・ロングボードチャンピオンが台湾で決定するのは3年連続となる。昨年の男子チャンピオンであるスティーブン・ソーヤー(ZAF)、女子ソレイ・エリコ(USA)をはじめ、世界のトップロングボーダーが台湾に集結している
今回のイベントには、日本からWSLランキング8位の小山みなみをはじめ、今年4度目のJPSAグランドチャンピオンに輝いた吉川広夏と2度のJPSAグランドチャンピオンである田岡なつみの3名が参戦。男子では井上鷹が唯一参戦。
大会初日は、男女共ラウンド1と男子ラウンド2のヒート4までが行われ、大会2日間は波風とも強まり、コンディション悪化のため、男子のラウンド2の残りの4ヒートのみが行われて終了となった。
井上鷹は、ラウンド2でカイマナ・タカヤマ(HAW)と対戦。井上鷹は、ヒート後半にビッグセットをキャッチ。長いハング5からクローズセクションでのビッグリエントリーを見事に決めて6.67をスコア。逆転に成功する。ヒート後半にはバックアップを3.17に上げて、リードを広げた井上がラウンド3へ勝ち上がった。
女子のラウンド1では田岡なつみと小山みなみが、レイチェル・ティリーと対戦。スタートからノーズのコンビネーションで5.33をスコアしリードした田岡だったが、ビッグセットでマニューバーを描き、安定したノーズライドを組み込むレイチェルが7.00をスコアしてトップに。小山はスコアが伸ばせずに3位となり、田岡と小山はラウンド2へ回った。
吉川広夏は、アメリカのリンジー・スターライディ。フランスのオフィーリア・アー・クーエンと対戦。スタートからフランスのオフィーリアが7.67という高得点をスコア。4.43でバックアップしてヒートを終始リード。吉川はビッグサーフにチャージする3位でラウンド2へ。
明日の12月3日は、コンディション不良がすでに予想できるため、明日はオフ。ネクストコールは、現地時間の12月4日木曜日午前6時15分となった。
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mlt/3174/taiwan-open-world-longboard-championships