CT並みのトップが集結。サーフェスト・ニューカッスルが開幕。大橋、喜納、田代、橋元がR2へ。

CT並みのトップが集結。サーフェスト・ニューカッスル開幕。大橋、喜納、田代、橋本がR2へ 


注目のマイキー・ライトはラウンド1で敗退 WSL/Bennett

 

ニューカッスルNSW、オーストラリア(2016年2月22日月曜日):サーフェスト・ニューカッスルのWSL-QS6000「メートランド&ポート・スティーブンス・トヨタ・プロ」、ウイメンズQS6,000「タガート・ウイメンズ・プロ」が2フィートのミアウェザー・ビーチでスタート。本日は、女子のラウンド1に続き、メンズのラウンド1ヒート14までが行われた。

 

世界のトップ選手が出場する今回のイベントには、ウイメンズのラウンド1のセカンド・ヒートで、2004年のウイメンズ・ワールド・チャンピオンであるソフィア・ムラノヴィッチ(PER)が数年振りにコンテストに復帰した。

 

久し振りにコンテストに復帰したソフィア。WSL/Bennett

 

 

感覚を取り戻すのに少し時間が必要だったが、最終的に連続でセットを見つけ、ビューティフルなレール・サーフィンを披露。インサイドでは、フィンアウトのクローズアウト・リエントリーを決めた。

 

「再びコンテスト・ジャージをつけて争うことは、素晴しい感じですね」と、ムラノヴィッチが言った。「しばらくの間、オーストラリアには来ていませんでしたが、マジカル・プレイスに戻って来れて嬉しいです。」


 

元CTコンペティター・シルヴァナ・リマ(BRA)は9.00を記録した:WSL/Bennett

 

また、2016年のCT(チャンピオンシップ・ツアー)にリクオリファイ出来なかった、元CTコンペティターのブラジリアン、シルヴァナ・リマは、QSイベントから再びクオリファイを目指す。その意気込みは、エクセレントな9.00ポイントをスコアしたライディングからも伝わって来る。

 

昨日のプロジュニアで優勝したイーサン・ユーイングは、15.36のヒートスコアで1位でラウンド2へ。今シーズン破竹の勢いであるユーイング。この6000イベントで何処まで勝ち上がるか注目だ。

タヒチアン・サーファーのミヒマナ・ブレイ。3位を強いられていた彼は2位になるために5.25を必要とした。そして、ロング・ミディアムのライトハンダーを掴んで、多くのクイック・バックハンド・スナップで6.67をスコア。第2位に滑り込んでラウンド2へ勝ち上がった。

もうひとりの元CTサーファーである、ハワイアンのアラナ・ブランチャードも、スタイリッシュなフォアハンドターンでラウンド2へ勝ち上がった。「思っていたよりトリッキーでしたね。ここでサーフィンするのは初めてで、準備不足でした。でもスコアを掴んで勝ち上がれてラッキーです。」

 

今回のイベントは、WSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターにとっても、2016年のコンペティション・キャンペーンのためのウォームアップ・イベントとして重要だ。

 

試合前の記者会見では、今シーズン怪我を完治しコンテストに復帰する6回ワールド・チャンピオン・ステファニー・ギルモアをはじめ、サリー・フィッツギボンズ、昨年のイベントで2位となった、今季注目のルーキー、ヤング・オーストラリアンのジャック・フリーストーン。

 

そして、2016CTのもう一人のルーキーである、ヤング・カリフォルニア・センセーションのカノア五十嵐も出席して注目度の高さを感じさせた。

 

日本人の両親にアメリカで育てられたジャパニーズ・アメリカンのカノア五十嵐。18才にしてサーフェストは4年目の出場だ。「毎年ニューカッスルに戻って来るのが楽しみなんです。」と、五十嵐が言った。「波は物凄くファンで、良い結果も残している場所なので、良い想い出もあります。今年からCTを戦えるのでワクワクしています。このイベントは、これ以上のウォームアップはないと思っています。」とコメントした。

 

大橋、喜納、田代、橋元がR2へ。 



 

女子のラウンド1には橋本恋と田代凪沙が登場。昨日はプロジュニアでクオーターファイナル進出を果たした橋本恋が1位でラウンドアップ。田代凪沙もヒートスコア8.00で2位でラウンドアップを決めた。


男子では、H4に大橋海人が登場。キレのあるバックハンドで高得点をマーク。ヒートスコア13.64でトーマス・ウッズらを抑えて見事1位でラウンドアップ。H5の加藤嵐は全く自分のサーフィンが見せられないまま敗退。

 

H6の喜納海人は、ヒート前半の得点でヒートスコア12.17をマークし、2位でラウンドアップ。H10の村上舜はスタートから6.17をマーク。前半リードをとったが逆転され惜しくも3位で敗退となった。

 

明日は男子のラウンド1から再開予定で、H16稲葉玲王、H20仲村拓久未、H21安井拓海、H22新井洋人、H24佐藤魁。女子のラウンド2では、H1に橋本恋、田代凪沙、 H2庵原美穂、H6須田那月、R3はH4大村奈央、R4はH4前田マヒナ、H5野呂玲花。

 

世界を目指しチャージを 続ける彼らにエールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

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