ハレイワ、オアフ/ハワイ―(2019年11月24日日曜日) 今年37回となるVANSトリプルクラウン・オブ・サーフィンの商戦、QS10000「ハワイアン・プロ」が終了。ポルトガルのフレデリコ・モライスは、ファイナルでとレオナルド・フィオラバンティ、マシュー・マクギリヴレイ、イーサン・ユーイングを抑えて優勝した。
2019 Hawaiian Pro – Event Highlights | Triple Crown of Surfing | VANS
パワーサーフィンで勝利を勝ち取ったモライスは、今日の勝利でCTでのポジションと、トリプルクのタイトルレースでのリードを確固たるものにした。
モライスのプロサーファーとしてのキャリアは、2016年にハワイアンプロとワールドカップで連続2位の成績を獲得し、CT入りを決めたときに始まった。同年、彼はトリプルクラウンのタイトルレースで3位にランクされたが、今日の結果はキャリア最高となった。
再びCTに戻るために今回の試合で3位以上の結果を必要としていたモライスは、今日10,000ポイントを獲得し、QSランクでトップに躍り出て、来シーズンのクオリファを確定させた。
「ハワイに戻って来れて嬉しいです。」とモライスは言った。 「これまで3回ファイナルで、2度2位になり、そして4位。今回ハワイに戻って優勝し、ツアーに戻れることは間違いなく最高の気分です。これが今年の目標でした。 昨年、足首を怪我してパイプラインに参加できなかったのは、本当にタフなことでした。今年のカムバックは素晴らしい旅でした。」
トリプルクラウン第2戦となるサンセットは、今年の最後のQSイベント。そこにに向かうモライスにはプレッシャーはない。 2016年にトリプルクラン総合3位となり、2013年にはトリプルクラウンのルーキーアワードを受賞した彼は、現在は初のトリプルクラウン・タイトルにフォーカスしている。
「それは夢ですね」とモライスはバンズ・トリプルクラウンのタイトルについてコメント。 「2016年、私が最初にクオリファイしたとき、トリプルクラウン・レースも争いました。サンセットは自分が大好きな波です。本当にタフな対戦相手もいるし、自分自身サーフィンを楽しみたいです。」
準優勝のフィオラバンティは、ファイナルでステイビジー、2ターン・コンボでヒートのベスト・シングルウェイブスコア7.67をマーク、一時はトップに躍り出るも再びモライスに逆転された。肩を脱臼し、今シーズンの半分を棒に振ったが、2ヶ月前のQuiksilver Pro Franceで3位を獲得。怪我からの復活をアピールした。
今回の結果でQSランクトップになったモライスと2位のジャドソン・アンドレ、3位のヤゴ・ドラがQSランクからのクオリファイが確実となった。
トリプルクラウン第2戦QS10,000イベント「バンズワールドカップ」は、11月25日から12月7日までの開催期間でサンセットビーチで開催。WNWのうねりは、おそらくサンセットのラインナップにより大きな波を提供し続けるため、コンテスト主催者は11月25日月曜日をターゲットにしている。
このイベントには、日本から五十嵐カノア、稲葉玲王、大原洋人が参戦。11月25日からサンセットで始まる「VANSワールド・カップ・オブ・サーフィン」。ノースショアでサムライ・スピリットを見せてくれる彼らの活躍に期待しエールを送りたい! 頑張れ日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3171/hawaiian-pro