ハワイ・オアフ島ノースショアのハレイワでQS10000「ハワイアン・プロ」開幕。大会初日ハイライト映像

ハレイワ、オアフ/ハワイ―(2018年11月12日月曜日)第36回VANSトリプルクラウンがホールディング・ウインドウのオープニング・デイに、QS10000「ハワイアン・プロ」が開幕。スモールコンディションの中でラウンド1が行われた。

2018 Hawaiian Pro – Day 1 Highlights | Vans Triple Crown of Surfing | VANS

キロン・ジャボー(HAW)WSL / keoki
キロン・ジャボー(HAW)WSL / keoki

大会初日では、ノースショアのキロン・ジャボー(HAW)をはじめ、フィン・マギル(HAW)、メイソン・ホー(HAW)が際立ったパフォーマンスを披露。ビクター・ベルナルド(BRA)、ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)、アディン・マセンキャンプ(ZAF)といった国際色豊かなサーファーたちもハイパフォーマンスを披露してラウンド2へ勝ち上がった。

メイソン・ホー WSL / keoki
メイソン・ホー WSL / keoki

ノースショアの玄関口であるハレイワを舞台に行われる「ハワイアン・プロ」はワールド・サーフ・リーグ(WSL)男子QS 10,000イベントで、2019年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)クオリフケーションに重要な終盤の一戦。またVANSトリプルクラウンのチャンピオン・タイトルを賭けた大事な初戦となる。

ブラジルのビクター・ベルナルド WSL / Heff
ブラジルのビクター・ベルナルド WSL / Heff

 

そんな中でブラジルのビクター・ベルナルドが、エクセレントなパワー・サーフィンで本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア8.33を記録した。「僕は、できるだけ早くハワイに入って、長くサーフィンして、波に慣れたいんです。」と、ベルナルドは言った。

 

「パワフルで大きい波が来るんです。僕はブラジルで、そのような波に慣れていない。だから、ここに来るチャンスを常に最大限に利用するようにしているんです。」

 

安室丈 
安室丈

 

本日のハワイアンプロには、日本からラウンド1の H6に安室丈、H14稲葉玲王が登場。

 

安室丈のヒートは、オーストラリアのジェイコブ・ウィルコックスがスタートから高得点をスコアして、ヒートをリード。安室は4.17を3.33バックアップするも4位を強いられる展開。更に5.03をスコアして2位にジャンプアップに成功した安室。しかしベンジー・ブランドが逆転。ラストウェイブではバックハンドでリバースをメイクするも僅かに届かず3位で敗退となった。

 

 

稲葉玲王のヒートはリスタート寸前でマカイ・マクナマラがオープニングライドを掴みヒートが開始。4.50をスコアしてヒートをリード。稲葉は2本のバックハンド・ライドで3位につける。波とリズムが合わずにウェイブ・セレクションに苦戦していた 稲葉は残り10分を切り、優先権を持って掴んだ波でもスコアを伸ばせず、ここで4位敗退となってしまった。

 

 

大会2日目は、コンディション不良でオフとなったハワイアンプロ。ラウンド2が再開されればH15に大原洋人、ラウンド3のH1には五十嵐カノアがクレジット。

 

ノースショアで更なるサムライ・スピリットを見せてくれる彼らの活躍に期待しエールを送りたい! 頑張れ日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2845/hawaiian-pro

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/hawaiianpro2018

 

Hawaiian Pro Results
Athletes listed in 1st through 4th

Round 1 (1st and 2nd advance, 3rd = 97th place, 4th = 113th place)
H1: Jeronimo Vargas (BRA), Mateus Herdy (BRA), Lahiki Minamishin (HAW), Leandro Usuna (ARG)
H2: Liam O’Brien (AUS), Ramzi Boukhiam (MAR), Luel Felipe (BRA), Eala Stewart (HAW)
H3: Finn McGill (HAW), Lucas Silveira (BRA), Flavio Nakagima (BRA), Ocean Macedo (HAW)
H4: Mihimana Braye (PYF), Mason Ho (HAW), Cody Young (HAW), Gatien Delahaye (FRA)
H5: Elijah Gates (HAW), Kei Kobayashi (USA), Imaikalani deVault (HAW), Koa Smith (HAW)
H6: Jacob Willcox (AUS), Benji Brand (HAW), Joh Azuchi (JPN), Kainehe Hunt (HAW)
H7: Santiago Muniz (ARG), Noe Mar McGonagle (CRI), Kekoa Cazimero (HAW), Ragael Teixeira (BRA)
H8: Adin Masencamp (ZAF), Aritz Aranburu (ESP), Ulualoha Napeahi (HAW), Ian Gentil (HAW)
H9: Victor Bernardo (BRA), David Van Zyl (ZAF), Noah Hill (HAW), Sheldon Paishon (HAW)
H10: Joshua Burke (BRB), Oney Anwar (IDN), Beyrick De Vries (ZAF), Vehiatua Prunier (PYF)
H11: Kiron Jabour (HAW), Torrey Meister (HAW), Logan Bediamol (HAW), Tomas Tudela (PER)
H12: Skip McCullough (USA), Jackson Baker (AUS), Cole Alves (HAW), Jamie O’Brien (HAW)
H13: Jack Robinson (AUS), O’Neill Massin (PYF), Marco Fernandez (BRA), Michael O’Shaughnessy (HAW)
H14: Makai McNamara (HAW), Shayden Pacarro (HAW), Wiggolly Dantas (BRA), Reo Inaba (JPN)
H15: Cooper Chapman (AUS), Tereva David (PYF), Kalani Ball (AUS), Dylan Lightfoot (HAW)
H16: Ian Crane (USA), Noa Mizuno (HAW), Evan Valiere (HAW), Davey Cathels (AUS)