写真、リポート:山本貞彦 宮崎県日向市お倉ヶ浜にて10月19日から21日まで開催される国内最大のWSL女子QSイベント「white buffalo HYUGA Pro」は大会2日目。朝の8時にファーストコール。しかし、波のサイズはコシ。引きに向かってシャバシャバ。昨日より厳しいコンディションか。
なので、10時30分までウェイティング。上げ込みを狙って、11時にスタート。ただ、気温も上がり、サイドオンの風が強く吹く。ワイドは変わらず。
よって、今日はR-2の8ヒートまで。その後、エキジビション(シンクロナイズドサーフィン)を行なって終了となった。
都筑有夢路
今日も一番最初のH-1。しかし、波のコンディションも変わったことで、波の選択に迷いか。ミドルに手を出すも、決めきれない。ポイントも伸びす、残念ながらここで敗退。
大村奈央
昨日の最後の逆転劇も待ちすぎたとの反省から、仕掛けていくも波が張らず。演技が単発になってことで、このラウンドで姿を消すことに。
松田詩野
相手選手は強豪。コンディションも難しかったはずなのに、自分のベストを出せていた。昨日のフィニッシュの失敗も、ちゃんと修正してバランスも完璧。試合を戦うごとに強くなっているのがわかる。それも才能か。お見事です。
中塩佳那
今日は波をにやられた。風が強く吹いていたこともあり、跳ね返すだけのパワーがなかったか。
橋本恋
ジャンクな波が得意かと聞けば、「苦手です」と笑顔。でも、このヒートでポテンシャルのあるセットは全て橋本が奪っていた。波を見極めたもん勝ちだね。明日もガンバ!
脇田紗良
待っていた波が来なかった。場所の移動も考えたそうだが、それで負けることの記憶がよみがえり、動かず。結局、そのセットは来ないまま、タイムアップで終了。でも、この経験が大切。負けから学ぶことの方が大きいですから。次につなげましょう!
宮坂麻衣子
もともとポテンシャルの高い麻衣子だったが、今までそれをコントロールできなかった。それが今大会で、ついに覚醒か!スピード、パワーを兼ね備えた演技ができれば、常勝は必至。
前田マヒナ
スキルだけでなく、タクティクスも一枚上手。やはり、海外転戦の経験がピンチの時には役に立つ。
川合美乃里
波、時間、相手選手、プライオリティ。全てを瞬時の判断で演技をこなす。当たり前なんだけど、これが難しい。勝つことの大変さ。それを知った美乃里は強くなる。
黒川日菜子
待っていた波が来なかったこともあるけど、日菜子らしくない試合運びだったな。後手後手になって最後はギブアップ。でも、彼女のサーフィンはこんなもんじゃない。Go!Next!
西元エミリー
技と技のつなぎが良い。スピードがあるから見栄えも良かった。最後に1位の座を譲ったけど、堂々とした戦いっぷり。これは明日も期待だ。
エキジビション
二人一組で同じ演技をするシンクロナイズドサーフィン。参加選手一同をご紹介。みんな笑顔です。
今日から物品だけでなく、飲食ブースも開店。ステージでは、地元ゆるキャラが来たり、フラダンンス、消防本部のAED講習会などを開催。
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■大会概要
大会名 : 『white buffalo HYUGA PRO QS3000』
開催期間 : 2018年10月19日(金)~10月21日(日)
開催時間 : 7:00~16:00 ※天候により変更有
開催会場 : 宮崎県日向市「お倉ヶ浜」
賞金総額 :3,000,000円(US$30,000)
カテゴリー : Women’s Qualifying Series / 女子ショートボード80名
特別協賛 : white buffalo(株式会社ケイズプロジェクト)
http://www.worldsurfleague.jp/2018/white-buffalo/