
リベイラ・デ・イーリャス (Ribeira d’Ilhas )エリセイラ/ポルトガル(2018年9月23日火曜日)-QS10,000 EDP ビラボン・プロ・エリセイラは本日、オンショアの4-5フィートのコンディションでスタートし、オープニングラウンドとラウンド2の7ヒートまでが終了した。
EDP Billabong Pro Ericeira Round 2 Full Replay
朝のヒートは霧雨と濃霧に加え、ハイタイドが重なってトリッキーなコンディションとなり選手を困惑させた。そんな中で、ブラジルのマテウス・ナヴァロはラウンド1でイベント初のエクセレント8.17をスコア。
Pupo Dominates Opening Day, EDP Billabong Pro Ericeira Highlights
その他にラウンド2では、イーサン・ユーイング(AUS)、マット・バンティング(AUS)、モーガン・シビリック(AUS)、クリスチャン・キマーソン(BRA)、タナー・グダスカス(USA)、ミゲル・プポ(BRA)、ナット・ヤング(USA)が1位でラウンドアップ。


一方でワールドNo. 16ウェイド・カーマイケル(AUS)、ソリ・ベイリー(AUS)、マイケル・ロドリゲス(BRA)といったCTサーファーがまさかの初戦敗退という大波乱の幕開けとなった。
現在、QS世界ランキング15位で、日本人選手の中で最もCT入りに近いポジションにいる稲葉玲王がラウンド2のヒート2に登場。
稲葉玲王のヒートはジェイコブ・ウィルコックスがバックハンドで5.83スコア。さらに4.67でバックアップしてヒートをリード。マット・バンティングもラフなコンディションのなかでフォアハンドで6.33をスコア。稲葉は優先権を持ったまま波をじっくり待ってノーライドのまま後半へ。
バンティングは、トップスコアを7.17に塗り替えて、逆転トップへ。稲葉は残り10分で波に乗るがワイプアウト。残り6分で再び優先権を得た稲葉はアウトで波を待つが最後まで自分のサーフィンを見せることなく、初戦敗退という厳しい結果を強いられた。
このポルトガルで結果を残したかった稲葉にとって、辛い敗退となった。ただQS10000イベントはハワイ・ノースショアで2戦残っており、最後の逆転劇も十分に考えられる。気持ちを切り替えて次の戦いに挑んで欲しい。
明日大会2日目が再開されれば、H13に五十嵐カノア、H21に大原洋人がクレジットされている。
世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
ネクストコールは日本時間25日の16時。現在の日本とポルトガルとの時差は、8時間です。
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3113/azores-airlines-pro