プラヤ・デ・パンティン、ガリシア-スペイン(2019年8月30日金曜日)スペイン北西部のガリシアで開催されている、WSL男女ロングボードツアー第2戦「ガリシア・ロングボード・クラシック」は大会3日目までが終了。
明日のファイナルデイを前に男女QFまでが終了して、男女のベスト4が決定した。
Inspiring Performances Qualify Surfers into Semis, Galicia Longboard Classic Highlights
Justin Quintal Fights Back with 8.17 and Takes the Win into the Semis in Galicia
本日はビッグネーム同士の戦いが多く行われ、カレントリーダーで優勝候補だったハリソン・ローチ(AUS)や、世界王者テイラー・ジェンセンを破ったカニエラ・スチュワート(HAW)も敗退。女子ではソレイ・エリコ、ケリア・モニーツ、サリー・コーヘンなどがR3で敗退となった。
Former World Champion Honolua Blomfield Advances into Semifinals in Pantin
そんな中で日本期待の井上鷹は、ラウンド4で、アメリカのコール・ロビンスと対戦。スタートからコンスタントにグッドスコアを連発して絶好調の井上は圧倒的な強さでクオーターファイナル進出。
そして、本日の最終ヒートとなったクオーターファイナルのヒート4で、ラウンド4でフランスのアントワン・デルペーロを下し勢いに乗るジャック・エントウィッスルと対戦した。
先制攻撃を仕掛けたグーフィーフッターのジャックはフォアハンドでスコアを刻んでいく。井上はヒート中盤でパーフェクトなハングテンからのドロップニーカットバック。そしてクローズセクションでのリエントリーというコ完璧なンビネーションで5.83をスコア。トップに躍り出る。
ジャックはクイックテンとビッグリエントリーをフォアハンドで決めて井上を追撃する。残り時間5分、ニード6.1のジャックが優先権を持ってサイズのある波を掴むも逆転できず。そのまま 井上が逃げ切り、見事セミファイナル進出を決めた。
セミファイナルでは、井上鷹はハワイのカイ・サラスと対戦する。サラスは、ハワイのベテラン選手で、今年の開幕戦のヌーサでは9位、昨年の台湾では準優勝と多くの輝かしい成績を残している強豪選手である。
そんなサラスの胸を借りるつもりで思いっきり自分の出るサーフィンを見せて欲しい。失うものは何もない。がんばれ!鷹!
セミファイナル
ヒート1
エドアード・デルペーロ(FRA)
ジャスティン・クィンタル(USA)
ヒート2
カイ・サラス(HAW)
井上鷹(JPN)
ヒート1
クロエ・カルモン(BRA)
ジュスティーン・デュポン(FRA)
ヒート2
レイチェル・ティリー(USA)
ホノルア・ブルームフィールド(HAW)
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
ネクストコールは日本時間31日の夜20時。ライブ中継も行われているので是非チェックしてほしい。
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mlt/3184/galicia-longboard-classic
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wlt/3185/galicia-longboard-classic