JPSAジャパンプロサーフィンツアー2019 ショートボード第3戦「ALL JAPAN PRO 新島」が、8月17日(土)から19日(月)まで東京都新島村羽伏浦海岸で開催される。毎年恒例となっているシニア・マスタープロも同時開催。
台風10号の影響で島に入る海路は波が高いため欠航が続き、選手は到着できず。集合を17日の12時に変更して、「ALL JAPAN PRO 新島」がスタート。本日は男子のR-1からR-2、女子はR-1のヒート2までを行った。
期待された波は台風が西に向かった進路のせいで、ビッグスウェルはダウンで朝は腰腹。それでも会場の羽伏浦の正面左は、この台風で砂が移動。洲ができたことで、浅くなり潮が引き始めるとそこに波がブレイク、胸肩までサイズアップとなった。
しかし、試合では引きの時のダンパー気味の高速な波と上げるとタプタプのファットな波。全く違う性質の波での戦いに多くの選手が翻弄された。
AMシードの池田鋭斗は規定のラウンド(R-2)を勝ち上がったことで、公認プロ資格を獲得した。おめでとう!
公認プロ資格獲得者
男子:池田鋭斗
大橋海人
20日からWSL QS3000の試合でアメリカに行く海人。現在、現在、JPSAではランキング3位につけ、さらにこの試合はディフェンディングチャンプとして強行出場。ヒートはキレキレのパワーサーフィンを魅せつけて余裕のラウンドアップ。
石崎孝行
正面左からさらに左へ一人移動。ちょっ早の波を苦ともせず、素早いボードコントロールで波へアプローチ。着地で板にクラックが入るも、すぐさまリカバリーでヒートもコントロール。
仲村拓久未
波とのサイクルが合わず、攻めあぐねるも最後のライディングで逆転。波が悪くてもそれ相応の技を仕掛けることができるのも、練習の成果。
和氣俊介
スロースタートだったものの、キメるとこキメて勝負強さを発揮。
村上蓮
群れずに一人仕掛ける試合運びが兄貴に似てる。もともとスキルもあって器用だったけど、それに策士としての才能も開花か。
村田嵐
自由奔放なスタイルが持ち味だけど、ムラっ気が弱点。でも、今日は試合運びが落ち着いていた。時間配分も考えて戦えるようになったことで、また一つ武器を手に入れたようだ。
須田那月
波数も少なく、上げいっぱいで割れずらい状況でも自分で打開。レールサーフィンで、パワーで押さえ込んだ。
大澤宥南
小柄でもバネがあるから、サーフィンが伸びやか。一発逆転は見事。
川俣海徳
ラウンド2を1位通過したカイト。「久しぶりに勝ててホッとしてます。たまたまダブルアップして来た波に乗れて、スコアも出してもらえて良かったです。」
西慶司郎
得意のバックハンドサーフィンでラウンド1はトップ通過。ラウンド2では、安井拓海を抑えて2位でラウンド3へ勝ち上がった。
鈴木仁
前半に思うような波を捕まえられず苦戦したが、後半に逆転トップで勝ち上がった。
松永大輝
「バックウオッシュも入って結構難しい波でした。」と言いつつもラウンド1とラウンド2を1位で勝ち上がった。
金尾玲生
このスプレーを見れば、順調に怪我から回復してきている様子が理解できる。
小川幸男
髪の毛が長くなって邪魔になったけど、切るのが嫌で編み込んだそうです。
取材協力:ナカダレンタカー。
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